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やじうまミニレビュー
タカラトミー「シュガーバニーズ チョコファウンテン」

~チョコファウンテンが家庭で楽しめる
Reported by 安部 陽子

タカラトミー「シュガーバニーズ チョコファウンテン」
 バレンタインデーの頃になると、高級チョコレート店の店頭などで見かけるチョコレートファンウンテン。チョコレートが噴水のようにタワーの上から流れ落ち続けるという、夢のような装置だ。チョコレートファウンテンはこのチョコレートの滝にお菓子や果物をひたして、食べるというものだ。

 一度だけ、食品売り場のイベントでやったことがあるのだが、混雑していて口にできたのはマシュマロが1個だけである。とはいえ、チョコレートファウンテンなんて普段はめったにお目にかかれないものだ。「ヘンゼルとグレーテル」に出てくるお菓子の家のように、永遠に憧れ続けるものなのだろう、と半ば諦めていた。

 ところが、そんなチョコレートファウンテンが、家庭でもできるというものがあった。タカラトミーの「シュガーバニーズ チョコファウンテン」だ。子供用の玩具とはいえ、3段のタワーとチョコレートの池があり、サイズは小さいものの、形はちゃんとしたチョコレートファウンテンだ。

メーカータカラトミー
製品名シュガーバニーズ チョコファウンテン
希望小売価格4,519円
購入場所Amazon.co.jp
購入価格4,519円


外箱
チョコシロップの2倍の高さほどの、小さいサイズ。プラスティック製なので軽く、持ち運びも簡単
本体の部品。ここまで分解できるので、洗いやすい。他に、2種類の抜き型とピックが2本、付属する

 使用するのは、スーパーのジャム売り場などにあるチューブ入りのチョコレートシロップ。電源の単二乾電池は別売りなので、始める前にチョコレートシロップ1~2本と、乾電池3本を用意しておこう。ちなみにこの製品の対象年齢は8歳以上になっている。


組み立ては簡単、すぐにチョコファウンテンが楽しめる

 大きさは約185×240×240mm(縦×幅×高さ)で、調理用の中サイズのボールほどだ。プラスティック製の玩具だが、作りはとてもしっかりしている。表面はどの部分もなだらなかな曲線になっており、1つ1つの部品は、裏側までも角が丸くなっている。これなら子供でも、安心して使えそうだ。

 玩具らしい気遣いはこれだけではない。本体裏側の乾電池ボックスのフタは、ネジ式で、ドライバーを使わないと開けられない仕組みになっており、さらにネジがフタから分離しない仕組みになっているので、子供がいたずらしたり誤って飲み込んでしまうというような事故も防げるようになっている。


電源スイッチ
本体の裏側の電池ボックス
ネジはフタから分離しないので、無くす心配はない

 本体以外には、2種類の抜き型(シュガーバニーズの顔型、ハート型)とピック2本が付属する。電源スイッチは、本体の正面にあるハートで、これを横にスライドさせる。

 組み立て方は、本体にチョコレートを溜めるプレートをのせ、タワーの柱になるシリンダーをリングで止めてセットする。ここまで組み立てたところで、プレートの線までチョコレートシロップを注ぐ。最後にスクリューとタワーをセットし、看板を取り付ければできあがりだ。


組み立てる時は、本体にプレートをセットし、
下の段から順番に、タワーを差し込んでいく
タワーの柱になるシリンダーをセットする。この状態でチョコレートシロップを注ぐと入れやすい

 機能面には関係ないのだが、本体には飾り用のオモチャがついている。白いうさぎの「しろうさ」と茶色いうさぎの「くろうさ」だ。「しろうさ」と「くろうさ」は、双子の兄弟でパティシエという設定だ。小学生パティシエ選手権のマスコットにもなっているというサンリオのキャラクターだ。このキャラクターは本体左右に取り付けることができ、そうすることで一層かわいらしく、女の子の喜びそうなチョコレートファウンテンが完成する。


タワーの上に、看板を取り付ければできあがり
左右にフィギュアを付ける
こちらが、パティシエ兄弟の弟のしろうさ

様子を眺めているだけでも飽きない、チョコレートのタワー

 さっそく、チョコレートファウンテンを始めよう。

 ハートのスイッチを「ON」にすると、プレートの中のチョコレートシロップが内部にぐんぐん吸い込まれていった。すると数秒後、タワーの上からチョコレートが湧き出てくる。タワーからプレートに落ちたチョコレートは、また吸い込まれて、タワーの上から落ちる、というのを繰り返して、チョコレートの噴水が、絶え間なく続く仕組みになっている。


プレートの線までシロップを入れる
タワーを組み立てる
ハートのスイッチ入れると、タワーの上からチョコレートが溢れてきた

チョコレートの流れが常に変化するので、眺めるだけでも面白い

 柔らかくて甘いチョコレートの流れはタワーの途中で波打ち、常に変化している。これを眺めるだけでも面白い。タワーの大きさのバランスがいいので、ちょっと離れて見てもとても見映えがよい。本体の色がカラフルなのもいい。本体のピンクはスロトベリー風味のチョコレート、プレートの水色はミント味のチョコレートというように、お菓子を連想させる色遣いで、なんだか楽しくなってしまう。

 まずはチョコレートにマシュマロをつけて食べてみよう。チョコレートの流れの表面で、マシュマロをクルクルまわすと、たっぷりのチョコレートがかかる。チョコレートはトロトロなので、回りに落ちないように注意しながらそのまま口に入れる。この時の、ちょっとしたスリルも日常では味わえないものなのでなかなか楽しい。


付属のピックを使って、マシュマロにチョコレートをつけてみる
大きなビスケットも、たっぷりチョコレートがかかった
付属の抜き方で抜いたハート型の食パン

 ほかにも、バナナやイチゴ、キウィなどの果物や、ビスケットなどのお菓子でも楽しめる。チョコレートのかけ方は、チョコレートの滝を塞き止めてみたり、チョコレートの池にひたしたりと、いろんなことができるので、何度やっても飽きなかった。棒状のプリッツは、楊枝やピックを使わずに、直接、チョコレートを掻き回せるので、一番やりやすかった。付属の型抜きで食パンをハートの形に抜いたものも作ってみたが、これにチョコレートをかけると、もう気分は乙女だ。


電源を切った様子
 電源を切ると、噴水は止まり、シロップがプレートに溜まった状態に戻る。お手入れする時は、タワー部分を外して、プレートのシロップを別の皿に移す。そして、本体以外の部品はすべて丸洗いし、本体は汚れを布で拭くのだが、今回、本体が汚れることはなかった。


食べることが楽しくなる、手軽なパーティアイテム

 チョコレートが流れる様子は、大人の私でも夢中で眺めてしまうほど魅惑的だ。しかも、遊んでいる時は、「おいしい」と「楽しい」が混ざりあって、少々興奮気味になる。お菓子がなくなってしまうまで、じっくりチョコレートファウンテンを楽しむことができた。

 決して本格的ではないが、チョコレートシロップを使うことで、常温でも固まる心配がなく、使用後もチョコレートが部品にこびりかないので便利だ。一度に、約300gのシロップを使うので、大勢で楽しむのがよさそうだ。

 子供のお誕生日会や、クリスマスパーティで盛り上がること間違いなしのアイテムだ。大人も楽しめるので、大人向けの商品も出して欲しいほどである。パーティグッズをお探しの方や、チョコレートファウンテンを自宅で楽しみたいという方に、ぜひおすすめしたい。





URL
  株式会社タカラトミー
  http://www.takaratomy.co.jp/
  製品情報
  http://www.takaratomy.co.jp/products/sugarbunnies/products/20.html

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2008/10/02 00:00

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