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家電製品ミニレビュー ツインバード「Lobje HC-4326BL」
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~リビングにマッチするコードレスハンディクリーナー
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Reported by
清水 理史
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● 消しゴムカスとの格闘

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コードレスハンディーサイクロンクリーナー「Lobje(ロブジェ)」
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消しゴムのカスというのは、どうしてあんなにも掃除しにくいものなのだろうか?
今年、小学1年生になった娘が宿題を持ち帰るようになり、ちょっとした空き時間に勉強を見ているのだが、間違ったと言っては消しゴムでゴシゴシ、字が汚いと注意すればまたゴシゴシと、とにかくまあ、よく消しゴムを使う。
最初のうちはカスを手でかき集めて捨てていたのだが、ふと気がつくとテーブルの上にいくつか残っている……。昔のクセで、思わず手で床に払ってしまいたい気分になるが、さすがに家でそれをやると、後で怒られるので、ちまちま拾わざるを得ないのだ。
というわけで、ほかにも用途はあるのだが、我が家では主に消しゴムのカス対策としてのニーズが高かったコードレスハンディクリーナーをようやく手に入れた。ツインバードの「Lobje(ロブジェ)」というサイクロンタイプの製品で、ブルー、ピンク、ブラウンの3色からブルーを選択した。希望小売価格は5,250円で、Amazon.co.jpでの購入価格は3,550円だった。
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本体側面
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背面
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● リビングにマッチするスッキリデザイン
ハンディクリーナーというジャンルの製品は、実はその種類が多く、たくさんのメーカーからいろいろな機種が発売されている。その中から、ツインバードの「Lobje」を選んだ理由は、そのデザインだ。
クリアブルーのダストケースとホワイトを基調としたボディのシンプルなデザインのハンディクリーナーだが、付属の台座に吸い込み口を下にしてセットすると、一見、クリーナーには見えないほどスタイリッシュ。
ハンディクリーナーの用途を考えると、一般的には、リビングの隅など、いつでもサッと手が届く場所に設置しておきたいところだが、そういった場所は目に付きやすいため、頻繁に来客がある家庭ではデザインが気になる。その点、Lobjeは斬新なデザインで、リビングなどに設置しておいても、まったく気にならず、風景にとけ込んでしまう。パッと見では、ルームランプかと思うようなデザインだ。
この台座は、当然のことながら充電機能にも利用できる。底面にACアダプタを接続してコンセントに接続しておけば、クリーナー本体を置いている間に自動的に充電される。底面部分には、付属のなすき間ノズルと丸ブラシも差し込んでおけるようになっており、付属品も含めて効率よく収納できるのも特徴だ。
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部屋の隅に置いておいてもまったく気にならないスタイリッシュなデザイン
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充電器を兼ねている台座。付属のノズルやブラシもセットしておくことができる
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● 細かいゴミをサッとお掃除
実際に使ってみた印象としては、ちょっとした掃除にはかなり便利だ。
それこそ机の上の消しゴムカスなどは、サッと台座から取り上げて、左右に軽く動かすだけでキレイに掃除できてしまう。カスが広範囲に広がっているときや、細かなカスを吸い込むときも、付属の丸ブラシを使って、こするようにして吸い込めば問題ない。
コードレスというのも実に快適だ。実はコードレス掃除機を使ったのは初めてだが、電源コンセントの場所とコードの届く範囲を気にしなくて良いため、どこにゴミがあろうと、スグに対応できる。通常の掃除機では掃除しにくいところ、たとえば鴨居とか、タンスや棚の上なども、Lobjeを持って踏み台に乗ればサッと掃除できてしまう。
試しに、夏にフル稼働させてきたエアコンフィルターも掃除してみたが、フィルターを外さなくてもLobjeで上からホコリを吸い込むように掃除することができた。ワンシーズン使ったエアコンなら、これで十分にキレイにできそうだ。
場合によっては、クルマの掃除に使うのも良さそうだ。センターコンソールのホコリ、シートの間のゴミなども楽に掃除できる。これは確かに手軽だ。
本製品は吸引力が持続するサイクロン集塵方式となってはいるが、そこはやはりバッテリー駆動のコードレス式となるため、パワーはさほど強くない。吸引口に手をあてても軽く吸い込まれるという程度で、通常の掃除機のようにビタッと吸い付いてなかなか離れないというようなものではない。
このため、重たいゴミやガンコにこびりついたホコリなどの掃除にはあまり向いていない。ホコリなら、丸ブラシでこすることで吸い込むことはできるが、やはり本格的な掃除なら一般的なクリーナーを使いたいところだ。
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付属のスキマ用ノズル
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こちらは丸ブラシを装着したところ。こびりついたホコリをこすって吸い込めるので、なかなか便利だ
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● 一部屋に一台あっても良い

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お手入れは本体からダストカップを取り外してゴミを捨てるだけ。フィルターとダストカップは水洗いもできる
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用途としては、うかっかりこぼしたお菓子の食べカスとか、細かな紙ゴミなどの掃除などに向いている。あくまでも、ちょっとしたゴミをササッと掃除するための製品だ。
お手入れも面倒ではなく、吸い込んだゴミはダストカップを取り外して捨てることができる。ホコリなど細かなゴミを吸い続けると、フィルターが詰まってしまうが、ダストカップともども水洗いできるので、定期的にキレイにしておけば、吸引力も維持できそうだ。
バッテリーでの連続使用時間はカタログ上10分となっているが、実質的には20分前後といったところだろうか。バッテリーの低下とともに吸引力は落ちてくるが、15分程度ならなんとか実用可能だろう。
というわけで、ツインバードの「Lobje」はスタイリッシュなデザインと手軽さが魅力のハンディクリーナーだ。一家に一台、いや、一部屋に一台あっても良さそうな製品と言えそうだ。
■URL
ツインバード工業株式会社
http://www.twinbird.jp/
製品情報
http://www.twinbird.jp/product/hc4326/
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2007/09/14 00:02
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