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家電製品レビュー
ブラック&デッカー「ピボットダストバスター Z-PV1000」

~吸い込み口の角度を自由に変えられるハンディクリーナー
Reported by 平澤 寿康

ブラック&デッカー「ピボットダストバスター Z-PV1000」
 今回紹介するブラック&デッカーの「ピボットバスター Z-PV1000」という製品は、ダイソンのルート6を買うときに、最後まで購入を比較検討していた商品だった。こちらも、サイクロン方式のハンディクリーナーで、しかも他にはない特徴的なデザインをしていたため、かなり気になる存在だったのである。定価は12,600円だが、ネット通販で7,480円で購入。中には6,000円台で販売しているショップもあるようで、かなり安価に購入できる。

 ブラック&デッカーというメーカーは、日本ではほとんど馴染みがないだろう。筆者もこの製品を手にするまで知らなかった。電動ドリルなどの工具やドライバーなどのDIY関連製品を作っているアメリカのメーカーだ。そして、モーターを扱っているつながりかもしれないが、クリーナーもいくつか販売している。そのブラック&デッカーの最新ハンディクリーナーとなるのが、このピボットバスターである。


丸みを帯びたデザインが印象的

本体は全体的に丸みを帯びて、けっこうかわいいデザインだ
 ではまず、本体や付属品をチェックしていこう。

 箱から取り出した本体は、全体的に丸みを帯びたデザインでかわいい感じ。今回買ったのは、白とグリーンのカラーリングのものだが、清潔感もあり、デザインともどもなかなか好印象だ。

 一般的なハンディクリーナーは、先端が細くなったくさび状のデザインのものが多い中、このピボットバスターは本体前部が円形に盛り上がっていることもあって、かなり違った印象を受ける。この本体前面の盛り上がっている部分は、吸い込んだゴミをためるダストカップだ。集塵方式はサイクロン方式を採用しており、このダストカップでゴミを遠心分離することになる。ダストカップには透明のプラスチック素材が採用されており、吸い込んだゴミを容易に確認できる。また、ダストカップの中には、円錐状のフィルターも見える。

 本体サイズは、幅が155mmとやや広いものの、長さは280mmで、比較的コンパクトな印象を受ける。本体重量は1.65kg。一般的なハンディクリーナーよりも若干重いが、ノズルも込みの重量なので手にずっしりくるというほどではない。本体上部にハンドルがあり、使い勝手も一般的なハンディクリーナーとほぼ同等である。

 本体以外の付属品は、専用の充電台と、吸い込み口に付けるブラシ付きのアタッチメントだ。充電台は、本体を縦向きに置く形状となっている。本体内蔵のバッテリはニッカドバッテリだが、取り出すことはできず、手軽に交換することはできない。リチウムイオンバッテリに比べ、ニッカドのバッテリは寿命が短いため、自分で交換できない点はやや残念だ。


幅は155mm、長さは280mmと、けっこうコンパクト。ティッシュ箱と同程度といったところ 本体前部に、ゴミを遠心分離するダストカップが配置されている。中には円錐状のフィルターが見える

本体上部にハンドルとスイッチが配置されており、使い勝手は一般的なハンディクリーナーと同じだ 吸い込み口に取り付けるブラシ付きのアタッチメントが付属する ブラシ付きのアタッチメントは、本体に収納可能だ

充電スタンド。本体を置くことで内蔵バッテリが充電される 充電時には、本体を縦向きに置くことになる。収納・設置スペースも場所を取らない 充電スタンドにもブラシ付きアタッチメントを収納するスペースが用意されている

ノズルの角度を自由に変更できる「ピボットノズル」

 ところで、箱から取り出した状態のピボットバスターは、ゴミを吸い込むノズルがどこにあるのかわからないような形状をしている。なぜなら、ノズルは本体底面部に収納されているからだ。使う場合には、ハンドル前部に用意されているボタンを押しながらノズルを引き出して利用する。これがピボットバスターの大きな特徴である「ピボットノズル」だ。

 ノズルは、本体に収納されている状態から、手前に向かって回転させるように引き出し、水平から20度ほど上向きの角度になるまで、10段階の角度(200度の範囲)にセットできるようになっている。本棚の上部などの高い場所を掃除する場合にはノズルを90度ほどの角度になるようにセットしたり、低い場所を掃除する場合には水平より上向きの角度にセットすることで、楽な姿勢で掃除が可能というわけだ。

 実際にいろいろな角度で使ってみたが、確かに場所に応じてノズルの角度を変えられるというのはなかなか便利だった。特に、高い場所を掃除したい場合、一般的なハンディクリーナーでは本体を掃除する面よりも上部に持ち上げる必要があるが、ピボットバスターならその必要がなく、楽に掃除が可能だった。ノズルの角度を変えられるだけで、これだけいろいろな場所が楽に掃除できるというのは、“目からウロコ”的な感じであった。


ピボットバスターの最大の特徴である、回転するノズル「ピボットノズル」。最大200度の範囲で自由に角度を調節できる ハンドル前部に用意されているボタンを押してノズルを回転させ引き出す 【動画】ノズルを回転しているようす(WMV形式、668KB)

ノズルを30度ほど引き出したところ ノズルを最大の角度まで引き出したところ。水平より上まで角度を付けられる

 また、ノズル先端は8cmほど引き出せるようになっている。ノズルが伸びることで、奥のほうも掃除がしやすくなるわけだ。ノズル先端を引き出した状態では隙間ノズル的な役割も果たすが、いわゆる隙間ノズルのような細さはないため、サッシの隙間など狭い場所の掃除はやや苦手だ。

 ところで、ピボットノズルはバネによる張力はなく、常に手で引き出す必要がある。強い力を必要とするわけではなく、それほど面倒というわけでもないが、中にはゴミを吸い取るノズル先端を直接触りたくないという人もいることだろう。収納時にボタンを押せば、90度ほどまでゆっくり飛び出してくるようなギミックになっていれば、もう少し使いやすくなるように思う。新機種での対応を期待したいところだ。


ノズル先端部は約8cmほど引き出せるようになっており、隙間ノズル的な役割を果たす ノズルの角度をつければ、高い場所の掃除も楽に行なえる

騒音はやや大きいが、吸引力はかなりパワフル

 ピボットバスターは、吸引仕事率が26Wと、ハンディクリーナーとしてはパワフルな部類に入る。実際に使ってみても、とにかく気持ちよくゴミを吸い込んでくれる。メインの掃除機として使うには、ダストカップの容量的が少なく、テーブルの周辺や仕事場でのちょっとした掃除に使うには十分すぎるほどのパワーを持っている。また、パワーは2段階に調節できるようになっており、場面によって吸引力を調節できる点も嬉しい。

 ただ、パワーが強いだけあって、騒音も比較的大きい。低パワー時で一般的なハンディクリーナー程度、強パワー時にはフロアタイプの掃除機に匹敵するぐらいの騒音となる。個人的には強パワーは、夜中では使うのをためらうほどだが、弱パワーならばなんとか大丈夫といったところだろうか。


吸引力はスイッチで2段階の調節が可能だ 【動画】ゴミを吸い込むようす(WMV形式、611KB)

【動画】吸い込んだゴミは、ダストカップの中で遠心分離する(WMV形式、585KB)
 ノズルから吸い込んだゴミは、ダストカップで遠心分離され、空気はダストカップ内の2種類のフィルターを通って外に排出される。排気口は本体底面にある。排気口にもフィルターが取り付けられているように見えるが、交換できるような構造にはなっていない。

 ダストカップ内のフィルターは、1mmほどの大きさの穴がたくさん空いているプラスチック製のフィルターと、紙製の高密度集塵フィルターの2種類。プラスチック製のフィルターで大きなゴミを遮り、高密度集塵フィルターで細かなゴミを遮るわけだ。基本的には遠心分離でゴミを分離することになるが、フィルターでの集塵する割合はかなり高いように思う。

 ゴミは、ダストカップ横のフタを開けて捨てることになる。大きなゴミは直接ゴミ箱に捨てられるものの、ダストカップやフィルターに小さなゴミが付着するため、どうしてもダストカップやフィルターの拭き掃除は避けられない。このあたりは、サイクロン方式の掃除機の宿命だ。ちなみに、ダストカップのフタの部分に、ダイヤル式のつまみが用意されているが、これは高密度集塵フィルターを振動させて付着したゴミをふるい落とすためのものだ。ゴミを捨てる前に、このツマミを数回、回すことで、高密度集塵フィルターに付着した細かなゴミがふるい落とされ、簡単にフィルター掃除ができるわけだ。また、ゴミでフィルターが目詰まりするなどして吸引力が落ちた場合でも、このダイヤルによって簡単に吸引力を復活させられる。

 ただし、プラスチック製のフィルターは水洗いできるものの、高密度集塵フィルターは水洗いはできず、ある程度汚れて吸引力が落ちてしまうと交換が必要となる。マニュアルには、6~9カ月ほどで交換するように記されている。交換用のフィルターは1個1,700円で販売されている。フロアタイプのサイクロン方式の掃除機では、フィルターのメンテナンスフリーを謳う製品が増えているが、さすがにコンパクトなハンディクリーナーではそれも難しい。しかし、一般的なハンディクリーナーでは水洗いができるフィルターを搭載している場合が多いため、定期的なフィルター交換によるメンテナンスコストがかかる点は少々残念だ。

 とはいえ、ノズルが回転して角度を自由に変えられることによる使い勝手の良さ、十分な吸引力、見た目もかわいいデザインなど、魅力の多いハンディクリーナーであることは間違いない。そして何と言っても、1万円を大きく下回る実売価格も魅力的。個人的には、なかなかいい買い物をしたと思っている。


吸引力はスイッチで2段階の調節が可能だ ゴミを捨てるときは、ダストカップ底のフタを開け、本体を傾けて捨てる

ダストカップ内には、プラスチック製のフィルターと紙製の高密度集塵フィルターの2つのフィルターが取り付けられている プラスチック製のフィルター。このフィルターで、比較的大きなゴミを遮る。水洗いが可能 紙製の高密度集塵フィルター。6~9ヶ月で交換する必要がある

排気口は本体底面に用意されている。ここにもフィルターが配置されているが、交換はできない仕組みとなっている フタに用意されているつまみを回転することで、高密度集塵フィルターに付着したゴミをふるい落とすことが可能




URL
  ブラック&デッカー
  http://www.blackanddecker-japan.com/
  製品情報
  http://www.blackanddecker-japan.com/catalog/clean/pv1000mgr.html

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2006/12/08 17:18

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