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家電製品ミニレビュー
岩谷産業「髪サラ アロマ 液晶クロックリモコンタイプ」

〜デジタル時計と鏡が付いた女性向け扇風機
Reported by 本誌:伊達 浩二

岩谷産業「髪サラ アロマ 液晶クロックリモコンタイプ」
 岩谷産業株式会社の扇風機「IS-LCLR」は、正式な名称を「イオンリフレ マイナスイオンドライヤー扇風機 髪サラ・アロマシリーズ 液晶クロック リモコンタイプ」という長い名前の製品だ。

 一般的な扇風機は、涼を得ることを主な機能とし、サブの機能として換気やサーキュレーション(循環)を訴えることが多い。しかし、この扇風機はドライヤーのように“髪を乾かす”という機能を重視している。一風変わった戦略の扇風機といえるだろう。

 なお、価格はオープンプライスで、Amazon.co.jpでの購入価格は6,900円だったが、今はもう少し値下がりしているようだ。

 まず、目を引くのは、羽根の中心部にあるデジタル時計だ。透明な5枚羽根のカバーに、かなりの大きさで居座っている。時計だけでなく、温度計やアラームも付いた豪華仕様だ。

 さらに素晴らしいことに、この時計は手前に倒れるように開き、鏡が表われる。つまり、お風呂上がりに、長い髪を豊富な風量の扇風機で乾かしているときに、現在の時間とお肌の状態のチェックができるわけだ。


ファンは透明な素材の5枚羽根。口径は30cm。中央にデジタル時計がある 時計はアラーム機能や曜日表示にくわえ、温度計も備えている

製品の特徴を訴えるPOPが付属していた。さわやかなドライヤーのようなイメージで、さらに時計がついているので、扇風機のPOPに見えない デジタル時計の裏に、鏡が隠されている

 操作ボタンは、「入/風量」「ion(イオン)」「タイマー」の3つしかない。風量は「入/風量」ボタンを押すと、「やさしい風」→「リズム風」→「弱」→「強」→「切」と推移する。やさしい風が微風、リズム風が強弱のある弱風を表わす。ionはマイナスイオン発生のON/OFFで、ONにすると支柱の根本にある大きな青いランプが点灯する。また、タイマーは「1時間」→「2時間」→「4時間」→「切」と推移する。

 リモコンは、本体と同じ3つのボタンのほかに「切」が独立しており、4つのボタンがある。

 たしかに、リモコンで電源を切りたいときに、ボタンを何度も押すのは面倒なので、この「切」ボタンは便利だ。ならば本体にも「切」ボタンがあっても良いとおもうのだが、あえて「切」を削ってでも「イオン」が独立しているところに、このドライヤー的扇風機の特徴がよく表われている。


本体の操作部。本体側のボタンでも、リモコン側のボタンでも操作できる リモコン部分はこのように外れる

 これらの仕組みにより、この扇風機は、髪に優しいとされているマイナスイオンドライヤーのオーラを帯びることに成功している。“扇風機”ではなく“ドライヤー”であることが強調され、実用品から美容器具へと半歩踏み出しているのだ。

 さて、本命のデジタルクロックだが、朝のシャワー上がりなどには、とても便利に使える。出勤時間が気になる会社員には有効な機能だ。

 時計の裏にある鏡は、映る範囲がやや狭いが、なんとか使える。もう一回り鏡が大きいと実用性が上がるが、そうすると風路の邪魔になるのだろう。

 なお、アロマポッドは、単なる樹脂製のキャップのようなもので、アロマオイルを入れて、羽根のカバーに取り付けるようになっている。単純な仕組みだが、風に香りを載せるという意味では実用性はある。なお、ポッドはアロマオイルの香りがまざらないように、3個付属している。このあたりの、メカ(構造)にこだわらず、実用性というか使い勝手にこだわるところも面白い。ただ、アロマポッドは、あまりに単純な仕組みすぎて、はずすときに残っていたオイルをこぼしやすいので、もう一工夫欲しい。


アロマポットは簡単な仕組み。3個付属するので香りが混ざらないように使い分けできる モーターの上部にある短い棒がマイナスイオン発生装置

首振りは本体のピンを上下させることで切り替える。機能が多いので、注意書きも独特のものだ 電源コードはベースユニットの後部に収納できる

 1カ月ほど使っていて感じるのは、徹底した女性指向のマーケティングによる製品だということだ。これまで説明した本体の機能だけではなく、取扱説明書の表紙や、本体の上部に書かれている注意書きで、先頭にあるのが「髪を乾かすときに、髪の毛が羽根に巻き込まれないように注意してください」になっているという徹底ぶりなのだ。

 この製品は、独自の道を歩んでいることが形や機能にも表われていて、大変面白い。扇風機としては、王道というよりは、隙間狙いであることは間違いないが、居並ぶ大手メーカーの製品に対して、独自の地位を確立していることは間違いない。次の製品がどのような発展をするのか、大変楽しみだ。





URL
  岩谷産業株式会社
  http://www.i-cg.jp/
  製品情報
  http://www.i-cg.jp/fan/is-lclr-w/index.html

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2007/07/23 00:01

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