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カシオ計算機「ウェーブセプター GQ-1000」
~頑丈で壊れにくいG-SHOCK風目覚まし時計
Reported by 本誌:伊達 浩二
ウェーブセプター GQ-1000
「カシオ」で「時計」と言えば腕時計の「G-SHOCK」が知られているが、目覚まし時計を始めとする置き時計の分野でも、多数の製品を持っている。
今回紹介する電波目覚まし時計「ウェーブセプター GQ-1000」は、その中でもちょっと変わった製品だ。一言で言えば、G-SHOCKの技術を生かした、耐ショック性の高い目覚まし時計なのだ。
目覚まし時計に、耐ショック機能がいるのかと疑問を持つ方もいるだろうが、実はベッドを使っていると目覚まし時計をヘッドボード周辺から落としてしまうことは多いのだ。
メーカー希望小売価格は5,775円で、ヨドバシカメラでの購入価格は3,980円だった。現在は、オンラインショップでは在庫が少ないようだが、楽天市場で4,000円前後から販売されている。
GQ-1000の外観は、立方体に近いデザインで、周囲はプラスチック系素材のプロテクターで覆われている。ノリはかなりG-SHOCKしている。
プラスチック部分は、固い「高強度プラスチック」と柔らかい「熱可塑性エラストマー」の組み合わせで、衝撃吸収力を高めたとされている。カシオの社内テストでは、高さ1mより、硬質木版上に6面、各1回落下させて問題がなかったという。
さらに、標準電波を受信するアンテナが樹脂で保護されていたり、電池カバーがネジ止めになっているなどどの配慮がされている。かなりまじめに考えて作られていることが、よくわかる。
そのほか、標準電波による自動時刻合わせ機能、表示時間を標準時間からずらすタイムシフト機能、温度計、などを備えている。タイムシフト機能は、遅刻しないようにいつも5分時計を進めておくとか、時差のある場所の時刻を表示するなどの使い道がある。
表示部。日付、曜日、時刻のほか、温度も表示する
本体裏面。電池のフタはネジ止めされている
電源は単三電池2本
正面より向かって右側の面。アラームのON/OFF、スヌーズの設定ができる
左側面には、スピーカーが備えられている
上面のスイッチでアラームを止めるのは、一般的な目覚まし時計と同じ
では、実際に使ってみよう。設置したのは、自室のベッド脇の窓枠の部分だ。
この窓はベッドの側面にあり、窓枠は高さ90cmほどで、10cmほどの奥行きがある。GQ-1000の大きさは120×106×110mm(幅×奥行き×高さ)なので、なんとか載せられるものの、余裕はない。
目覚まし時計を不安定な窓際に置く理由は、標準電波による時計合わせ機能のためだ。我が家の場合、窓際でないと福島局の標準電波の入りが悪く、通常のクオーツ時計としてしか動作しないことが多いのだ。
1カ月ほど使ってみたが、計4回ほど、目覚まし時計を床に落としてしまった。しかし、動作に支障はなく、傷も見あたらない。耐ショック性については、かなり高い水準にあると言えるだろう。
また、目覚ましのアラーム音は、「ピピピピピッ」という電子音で、音量も十分にある。目覚まし時計として十分に機能する音質と音量だ。ストップボタンを押しても、5分後にもう一度鳴るスヌーズ機能も付いている。
標準電波を使った時計合わせ機能が備わっているが、部屋に電波が届きにくいため、なんとか受信できる窓際に置いている
【動画】アラームが鳴っているようす(WMV形式、約609KB)
しかし、日常的な使い勝手で不満なことがいくつかある。まず、立方体に近いボディは、他機種との差別化には有効だが、今、どのような状態にあるのかわかりにくい。鳴っているアラーム音を止めようとしたときに、ゴロっところがしてしまうことが多く、床に落としやすい。
また、同じ理由で、どちらが上かすぐにわからず、窓枠に戻す際に本体を横向きに置いてしまうこともよくある。時刻を確認しようと液晶を見て初めて横倒しになっていることに気がつくのだ。また、朝まで気がつかず、上面にあるストップボタンを探り当てることができないこともある。
もう1つ、液晶の品質が低い。背面のバックライトを点灯した状態だとよいのだが、薄暗い状態の時に、数字の3と8と9の区別が付きにくいことがある。コストの問題もあるだろうが、もう少し品質の高い液晶を使ってほしい。
いくつか不満点があるものの、特徴のある目覚まし時計として面白い存在であることは間違いない。高い場所に目覚まし時計を置く人や、起き抜けのイライラを時計にぶつける人、枕元の時計を蹴飛ばしてしまう人は検討してみる価値があるだろう。
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URL
カシオ計算機株式会社
http://casio.jp/
製品情報
http://casio.jp/wat/waveceptor/clock/GQ_1000J_8JF.html
取扱説明書(PDF)
http://ftp.casio.co.jp/pub/manual/ww/GQ1000J.pdf
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