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シチズン「メロディ目覚まし時計 M-stock 533」

〜携帯電話でアラーム音を書き換える目覚まし時計
Reported by 本誌:正藤 慶一

 目覚まし時計を買うときに迷うのがアラーム音だ。たいていの販売店では、アラーム音が試聴できるが、実際に家に帰って使ってみると、店で試したものとは違っていたりする。しかも、音は購入時から変えられないので、また毎朝同じ音で起きるのに飽きてしまうこともある。

 そんな中、携帯電話でダウンロードした音楽を、目覚まし時のアラーム音に設定できる目覚まし時計がある。今回紹介する「メロディ目覚まし時計 M-stock 533」がそれだ。

 本製品は、携帯電話の赤外線通信を使って、配信サイトからダウンロードしたメロディを電化製品に送る「mupass(ミューパス)」というプラットフォームを採用している。「mupass」はこれまでにもIHクッキングヒーターやベビーグッズに採用されており、2006年には経済産業省主催の「2006年ネットKADEN大賞」にて優秀賞を受賞している。

 このmupassを搭載した目覚まし時計は、シチズンで6機種、セイコーで4機種が登場している。カラフルなものや、木目調のものもあったが、なるべく文字の表示板が見やすく、派手ではないものが欲しかったので、表面のブルーが渋くてクールなM-stock 533を選択してみた。Amazon.co.jpでの販売価格は、6,247円だった。

 音楽機能の前に、製品の概要から見ていこう。本体サイズは125×95×125mm(幅×奥行き×高さ)で、少々厚みを感じる。時計は長針・短針・秒針で時刻を示す三針のアナログ時計で、時刻合わせやアラーム時間の調節は、本体裏面のツマミを回す。裏面にはアラームのON/OFFを切り替えるスイッチも備わっている。つまり、基本的にはまったく普通の目覚まし時計と同じだ。電源は単三アルカリ電池を使用し、本体裏に挿入する。


本体正面。外見はいたって普通のアナログ時計だ 裏面。スピーカー、アラームのスイッチ、時刻とアラーム時間を設定するネジがある
上部にはスヌーズボタンが付いている

本体向かって左側には、メロディを選択するダイヤルと、ボリュームを調節するボタンが2つある 一方、右側には、メロディを試聴する「モニターボタン」と、携帯電話からの赤外線通信を受ける際に押す「録音ボタン」がある 電源は単三アルカリ乾電池3本を底面に入れる。電池はパッケージに同梱されている

 ところで、先ほど「携帯電話でダウンロードした音楽をアラーム音に設定できる」と書いたが、これは“着メロ”や“着うた”が使えるというわけではない。使える音楽は「mupassサウンド(http://mupa.jp/rycd ※携帯専用)」というサイトからダウンロードした音楽のみである。また対応機種は、赤外線通信に対応する機種のみとなっている。同サイトには対応する機種が公開されているので、事前に確認していただきたい。

 「mupassサウンド」では、邦楽、洋楽、クラシック、アニメソングなど、4,000曲以上もの音楽を配信している。中には目覚まし用として、ベルの音を追加したものや、だんだん音が強くなるステップトーンのものもある。検索は曲名や歌手名、またCMや番組名からでもフリーワードで検索できる。料金は月額315円。ひと月当たり300ポイントが支給され、1曲のダウンロード毎に25ポイントを使用する。

 ダウンロード後は、mupassサウンドで配布しているアプリケーション「mupassリモコン」を使って、M-stock533内にデータを転送する。携帯電話の赤外線通信部を、本体正面の向かって右下にある赤外線ポートに近づけ、本体脇の携帯電話マークが描かれたボタンを押せば、曲が転送される。「mupassリモコン」にはガイド機能が付いているので、使用時には特に迷うこともないだろう。


「mupassサウンド」のトップページ 4,000曲以上のメロディがダウンロードできる。中には、目覚まし用としてアレンジが加えられたものもある 「mupassリモコン」のメインメニュー

 転送の前には、本体の左側面に付いているダイヤルに注意だ。ダイヤルには「1」から「5」までの番号が振られている。例えばダイヤルが「4」の時に、携帯電話から曲を転送すると、その曲がダイヤルの「4」に登録される。目覚ましにこの曲を使いたい場合は、ダイヤルを「4」に合わせるようにする。

 購入時には、この「1」から「5」までに、既にメロディが登録されている。例えば「1」は、プッチーニの「トゥーランドット」。トリノオリンピックのフィギュアスケートで、荒川静香選手がフリーの演技で使用したあの曲だ。ほかにも、「子犬のワルツ」「カノン」「ジングルベル」などが用意されている。

 携帯電話から新たに曲を登録するには、これらのデータに上書きする必要がある。一度上書きすると、本体裏のリセットボタンを押しても、曲は戻らない。mupassサウンドには同じ曲が公開されているが、ダウンロードにはポイントを消費する。データ登録の際は、お気に入りの曲を消さないように気をつけよう。なお、1度ダウンロードした曲は、無料で何度でも再ダウンロードが可能だ。

 ちなみに、ダイヤルには、「1〜5」の音楽を順繰りに流すモードや、「ピピピピッ」というアラーム音を鳴らすモードも備えている。また。ダイヤルの下には「+」「-」の2つのボタンがあり、ボリュームの増減を調整できる。


ダウンロードした曲の転送には、携帯電話の赤外線発信部を、時計の受信部に近づけ、「録音ボタン」を押す 曲の登録には、既にダイヤルの「1」から「5」に入っている曲を上書きする必要がある。お気に入りの曲を誤って消さないように注意だ

 mupassサウンドでは、購入時にはキャンペーンとして、1曲だけだが無料でダウンロードできる。曲は「夜空ノムコウ」、「マツケンサンバII」、「TSUNAMI」、「瞳を閉じて」のオルゴールバージョン、ドラマ「太陽にほえろ!」のテーマソングのアレンジバージョンの5種類から選べる。

 私もこのサンプルをダウンロードしてみた。曲は、学生時代によく耳にした、SMAPの「夜空ノムコウ」だ。目覚まし時計への転送には、前述の通り既存曲を上書きしなければならないので、泣く泣く「トゥーランドット」に上書きした。ちなみに、私の携帯電話は2005年に発売されたボーダフォン(現ソフトバンク)の「V603T」だが、説明書には対応機種と書かれており、問題なく使用できた。

 では、目覚ましとして使ってみることにしよう。ダイヤルを「夜空ノムコウ」を登録した「1」に合わせ、本体をセットし、眠る。

 そして翌朝、「夜空ノムコウ」と共に目を覚ました。優しい曲調のせいか、いつもよりも、いくぶんマイルドな目覚めだ。目覚まし時計のうるさいベルの音よりも、はるかに目覚めの気分が良い。そのせいか「あの頃の未来に僕は立っているのかなぁ……」と、何だか切ない気分にもなった。とにかく、味気ないアラーム音よりも、雰囲気のある朝を迎えられたことは確かだ。


【動画】ダイヤルでメロディを切り替えているようす。なお、サウンドはすべて初期状態のものを使用している(WMV形式、約7.4MB)
 この製品の面白いところは、“自分なりの目覚まし時計”が作れるところだ。アラーム音の曲調を何種類か備えた目覚まし時計はいくつかあるが、本製品では、その音を自分の好みで選りすぐれる。目が覚めやすい激しい曲を入れたり、目覚めをマイルドにするようなバラードを入れたり、さらにはただ単に自分が好きな曲だけをいれたり……など、思いの通りにカスタマイズできるのだ。

 改善点としては、前述したとおり、本体には5曲しか入らないため、新しい曲の登録時には、既存のものを消さなければならないことが挙げられる。新しい曲を登録するための空き領域を確保するか、または登録可能な曲数を増やすなどの配慮が欲しかった。

 はっきり言ってしまえば、“音楽をダウンロードして目覚ましに使う”というのは、携帯電話の目覚まし機能でも既にできる。しかし、普段使っている目覚まし時計で、アラームを好みの音に設定できるというのは、今までにはない面白い試みだ。

 ちなみに私は早速mupassサウンドの会員になり、激しい曲からバラード調の曲まで、いろいろなメロディを収集しまくった。明日の朝はアメリカの伝説的ロックバンド“ニルヴァーナ”の名曲「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」で起きるつもりだ。さぞ、激しい朝を迎えることだろう。今から楽しみだ。





URL
  シチズン時計株式会社
  http://watch.citizen.co.jp/
  リズム時計工業株式会社(発売元)
  http://www.rhythm.co.jp/
  製品情報
  http://www.rhythm.co.jp/products/products.php?goods_cd=4SE533-004



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2007/04/17 00:01

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