やじうまミニレビュー
GIORGIO FEDON「MIGNON 小物入れ」
■見た目はころんとかわいいけれど、ガードの強さはかなりのもの
GIORGIO FEDON「MIGNON 小物入れ」 |
常日頃、バッグの中にはいろいろなものが入っています。そして、いざ必要なときにはなかなか出てこない……小さくて行方不明になりがちなものって、意外にありませんか?
しかも、そういうものに限って、扱い方に少々注意が必要というか、そんなことも少なくありません。手当たり次第にバッグの中を探したら壊れちゃった、とか、中身が出てしまって悲惨な目をみた、なんてことも一度や二度ではないような!?
そんなときに役に立つ小物入れ、見つけました。GIORGIO FEDON(ジョルジオ・フェドン)の「MIGNON(ミグノン)」です。コンパクトでとても丈夫、大切な中身をしっかり守ってくれる、文字通りの“強い”味方。それなのに、無骨な感じはまったくないスタイリッシュ&キュートな見た目で、人前で出しても「あら、それ素敵!」と言われそうな美しいデザインです。
メーカー | GIORGIO FEDON |
製品名 | MIGNON 小物入れ |
希望小売価格 | オープンプライス |
購入場所 | 楽天市場 |
購入価格 | 1,470円 |
GIORGIO FEDONは、1919年に北イタリアでスタートしたバッグブランド。クールでおしゃれなビジネス小物メーカーとして有名ですが、特にメガネケースの製造では世界のトップクラス、ヨーロッパではすっかり定着しているブランドです。商品ラインナップは多岐にわたりますが、そこに共通するのは、シンプルで機能性が高く、縫い目がほとんどない美しい仕上がり。その中でもこの「MIGNON」は、手頃な価格でこの特長をしっかり感じられる小物入れなのです。「MIGNON」とは、フランス語で“小さくてかわいい”という意味。手のひらにちょうど載る丸みを帯びたやさしいデザインは、まさにそのネーミングどおりの印象です。
もちろん、魅力的なのは美しい外見だけではありません。真の実力は、バッグの中に放り込んでも、ポケットに何気なく入れても、MIGNONなら安心、という、その丈夫さ。アルミニウムで作られたベースにエコレザーでカバーリングされた材質は、押してもへこまない硬さで中身をしっかりキープします。試しに足で踏んでみても、大丈夫でした。また、スプリング式の開閉で確実に閉まるため、知らないうちに開いてしまった……なんてこととも無縁です。閉めたときのパチンという感触が、「お任せください」と言っているような頼もしさ!
そして、縫製が見えない仕上がり感こそが、この小さな入れ物の美しさと丈夫さをまとめ上げています。縫い目がないのでひっかかりもほつれもなく、長い間、美しく機能性も保ったままに使い続けられるのでしょう。小物入れを開けると、中にはフェルトのような素材が張られ、なかなかの高級感。これは、中身の保護にもひと役買っています。もちろん、外側のエコレザーと内側の布の接合部分も、一切縫製はなし。すばらしい出来映えです。
■ この中に入っていれば安心、の頼れるケース
何を入れるかは自由ですが、とにかく、「中身が守られている」というのが何より心強いのです。
アクセサリーや時計など、がちゃがちゃしがちで、それ自身が傷ついても他を傷つけても困るもの、にぴったり。SDカードやUSBメモリーなど、取り扱いに注意が必要なものもしっかりOK。外出先で飲む薬を入れておいても、押されてカプセルがうっかり露出してしまう心配もありません。しかも、薬を取り出すときは、ちょっとおしゃれなケースだから、人前でもあまり気にならない、なんておまけも。
ごちゃごちゃしがちなアクセサリーを入れてみます。夕方からちょっとおしゃれしたいとき、旅先でつけたいときなど、こんなケースで持って行けるとうれしいですね | 時計も入ります。何かにぶつけたりしたくないもの、ひっかかりやすいものなどに、このハードなケースはぴったりです | 髪をとめるゴムやヘアピン。小さくてこんがらがりそうですが、これならすっきり収納できました |
気分転換に、食事の後に……、と、いつでもどこでも持っていたいほど身近なガムですが、ばらばらになってしまうのがめんどうでした。これなら、おしゃれにすっきり持ち歩けます。人前で取り出すときもスマートな印象だから、「どう?あなたもいる?」なんて言いやすいかも |
私がもっとも便利に感じているのは、ガムを入れるケースとしての使い方。ガムって、タブレットタイプでも板ガムでも、一度封を開けるといきなり包装がぐずぐずになって、中身がばらばらになりがち。バッグの中にぽろぽろと散らばるガムを想像すると……ため息ものでした。些細なことですが、それだけに、なんとかいい方法はないかなぁ、と思っていたのです。でも、この「MIGNON」に出合ってからは、そのストレスともバイバイして、いつでもどこでもすっとガムが出せるようになりました。
そのほかにも、これに入るものなら、なんでもいいのです。小銭を入れたり、鍵をしまったり、ちょっとしたレシートをまとめたり。堅いものも繊細なものも、ごちゃごちゃしたものもばらばらになりそうなものも、パコンと開けて入れたら、パチンと閉めるだけ。バッグの中にいくつも入っているポーチや、一見便利そうなバッグinバッグも、思った以上にがさばるもの。そんなときにこそ、このMIGNONを加えてすっきりできそうです。
無地のシリーズは、イタリア製らしくカラフルで美しい色が心はずみます。色違いでいくつか持つのも楽しいですね。明るい色を選ぶと、バッグの中でも見つけやすくてグッド。また、ミニサイズだからこその小粋なプレゼントとしても活躍してくれそう。もちろん、このMIGNONそのものを贈るのもいいけれど、小さなギフトを中に忍ばせて、ケースともどもプレゼントなんていうのも素敵です。
小さなギフトを中に入れて、ケースごとプレゼント、なんていうのも素敵です。アクセサリーはもちろん、高級ショコラを1粒2粒、なんていうのもいいのでは? | 無地のものは、カラフルな色から白、黒、ゴールド、シルバーなどがあります。型押しタイプや柄入りもあるので、好みでいろいろ選べますよ |
丈夫でハードなスタイルなのに、中身をやさしく包み込むソフトなやつ。キュートな外見も手伝って、毎日をちょっと便利に楽しくしてくれる一品です。
2012年 10月 25日 00:00
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