老師オグチの家電カンフー
日本の夏、自作の「ゴキ取りヘッド」で100発100中
2018年6月13日 07:30
夏。アイツの季節がやってきました。部屋に忍び寄る褐色のニクいヤツ、そうゴキブリです。文字を見るだけでも嫌な人がいそうなので、以下Gとしますが、皆さんGが出現したときどう対処されているでしょうか。
わが家では、G担当のワタクシ。小学生の頃はやたらGが出る家に住んでいたので、丸めた新聞紙で叩きつぶしていました。潰すと後で処理するのも嫌な気持ちになりますよね。新聞ももうとってないし。
ここ10年くらいは、もっぱらダイソンの掃除機で退治しています。もう、サイクロン掃除機は、このためにあると思ってるぐらいです。遠心力で半死状態にはなりますが、潰れたりしませんし、そのまま地面にポイすれば、翌日にはアリさんが処理してくれます。紙パック式の掃除機はダメですよ。死にませんから。サイクロン掃除機と紙パック掃除機の違いを聞かれた時に、これを最後に説明するぐらいです。
さて、私ぐらいの名人だと、ほぼ100%ノズルの先でGを捕獲できるのですが、初心者には難しいかもしれません。そこで、誰でもカンタンにGを捕らえられる掃除機用ヘッドを作ってみました。
材料は100円ショップで購入したボウル。それに穴を開け、昔使っていた掃除機のホースをつなげました。ノズルのサイズは各社、各製品ごとに違うので、手持ちの掃除機に合わせて輪ゴムなどで調整します。使っていないノズルや、全メーカー共通で使えるタイプのノズルから自作しても良さそうです。
まだ実戦には投入していませんが、ダミー(Gの代わりにした紙)では機能しました。改善するとすれば、ボウルの部分が透明だと狙いやすいですし、少し柔らかい素材であれば、平らじゃない場所での捕獲率が高まりそうです。スティック式掃除機でも使えるはずですが、吸引力は高い方が捕獲や殺傷が確実です。
これ製品化したら、1990年代の「スーパーはぼき」のようにバカ売れしませんかね。とりあえず特許(実用新案?)申請しておこうかな。もし興味を持たれたメーカーさんがありましたら、ご連絡ください。お子さんのいるご家庭は、昆虫採集を兼ねた夏休みの工作にいかがでしょうか。