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やじうまミニレビュー |
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～100時間までカウント可能な小型タイマー
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Reported by
林 佑樹
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長時間タイマーのサイズは63×58×12.3mm(横×縦×厚み)、重量は電池込みで実測38gとコンパクトだ。手のひらに収まるので持ち運びはとても楽である。正面には時刻もしくはタイマーを表示する液晶、入力に使用するテンキー、カウント開始などに使用するボタンと説明書を見なくてもわかる作り。背面にはクロックとタイマーモードの切り替えスイッチが用意され、使い勝手がいい。
タイマーモードは、1秒から99時間99分99秒までカウントが可能……なのだが、一般家庭で99時間もカウントすることがあるのか気になるところだ。筆者の場合だとパソコンに長時間負荷をかけるときに便利と思うのだが、それでも24時間である。パッケージには「実験室や病院、研究所に最適」とあるので、そういった現場では50時間のカウントは当たり前なのかもしれない。気になったので大学院へ通う友人に聞いて見たところ、3日間ぶっ通しで実験機器を動かすこともあり、そのときに使用するタイマーに「長時間タイマー」を愛用しているとのこと。 セットのやり方は説明書を見なくてもわかるほどカンタン。正面にあるSETボタンをボールペンの先端などで押してから10キーで任意の時間を入力。それからSTART/STOPを押せばカウントダウンが開始される。カウントが0になるとアラームが鳴り響く。いわゆるタイマーと同じだ。アラーム音もBEEP音的なもので、音域が高いためうるさい環境下でも聞き取りやすい。また音量は大きく、目覚ましとしても使えそうなレベルで、カタログスペックで確認したところ70db以上だという。なおアラーム音は特に操作しない場合は60秒ほど鳴る。
またSETを押さずにSTART/STOPを押した場合はストップウォッチとして使用できる。この場合は99時間59分59秒まで測定可能なのだが……筆者の場合だとそこまで測定することがない。いまのところ、カップ麺を食すときか、なんとなくデジカメからパソコンへデータを転送するとき、MMORPGでレアモンスターの出現間隔を調べるときに出番があるくらいだ。
設置も使い勝手がよく考えられている。まず内蔵式のスタンドがあり、軽く傾斜がつくので机の上などでの視認性が良好だ。スタンドの表面にはマグネットが付いており、冷蔵庫やスチールなどに貼り付けることもできる。本体が実測38gと非常に軽いため、吸着面積が少なくても意外と落ちないので、まず設置場所に困るといったシーンに出くわさないだろう。筆者としてはメタルラックの柱に貼り付けできるので確認しやすく、ステキに感じている。
さすがに100時間もカウントダウンすることは滅多にないと思うが、数時間のカウントダウンができるので、ついついいつも何気なく待っている時間はどれくらいなのか計測してしまう。秒単位で設定できるだけでなく、ストップウォッチとしても使えるので、実用性も十分だ。料理のお供や、エクササイズなどに役立ててほしい。 ■URL 株式会社タニタ http://www.tanita.co.jp/ 製品情報 http://www.tanita.co.jp/tanita/hp/productDetail.do?_productId=366&_isListBack=true ■ 関連記事 ・ やじうまミニレビュー コンビ「そっとお知らせタイマーLV」（2007/11/01） ・ やじうまミニレビュー タニタ「バイブレーション Quick TD-370」（2007/04/16） ― レビュー記事 バックナンバー ―
2008/11/07 00:01 - ページの先頭へ-
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