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日立「アイクリエ HR-550」
~ビューラー型のホットアイビューラー
Reported by 本誌:阿部 夏子
アイクリエ HR-550
先日久しぶりに家電量販店に出かけて驚いた。美容家電のコーナーが大々的に展開されていて、その製品の数は目を見張るものがあったからだ。仕事柄この手の製品を手にすることは多いはずなのだが、見たことない製品も多数並んでいた。最近の美容家電のブームはますます広がりを見せているようだ。その中からに手に取ってみてこれはと思ったのが、今回紹介する日立の「アイクリエ」だ。
ヒーターが搭載されているタイプのまつ毛用カーラーはこれまでにもこのコーナーで紹介してきたが、この製品の特徴はその形にある。電気を使っていない、いわゆる普通のビューラーと同じようにまつ毛を挟んで上げるタイプの製品だ。
これまで紹介してきたまつ毛用カーラーはブラシタイプで、まつ毛に対して横から熱を加えてクセを付けるタイプのものだ。一般的なビューラーとは形が異なるので、使い方には少々コツが必要だった。
アイクリエはビューラーと似た形状をしているため、普段普通のビューラーを使っている人でも違和感なく使えそうだ。
メーカー
日立
製品名
アイクリエ HR-550
希望小売価格
4,200円
購入場所
Amazon.co.jp
購入価格
2,787円
本体正面
本体裏面
本体側面
今年になって発表された日立の美容家電シリーズ「クリエ」のもので、デザインもラメが入っているなど美容家電らしいものになっている。
本体は、太めの持ち手部分に、上部が温熱部になっている。まつ毛を挟む部分にはゴムが設置されているなど、造りは普通のビューラーとほとんど同じ。持ち手部分にあるシルバーの大きめのボタンを押すと温熱パッドの部分が上に上がって、まつ毛を挟む仕組みだ。
特徴的なのは電源を入れると、電熱部下に小さなランプが点灯すること。オレンジ色のLEDが点灯して、目元部分を照らしてくれる。電源は単四電池ゴム部分2本。持ち手部分を下に下げると電池ケースとなっている。
電源スイッチは本体側面にある
銀色の操作ボタンで目元部分を調節する
操作ボタンを押し込むと、ヒーター部が上に上がってまつ毛を挟み込む仕組みだ
操作ボタンはかなり大きめで出っ張っているので操作しやすい
まつ毛を挟む電熱部上部にはゴムが設置されている
電源は単三電池2本
実際に使ってみてまず驚いたのが立ち上がりの早さ。電源スイッチを入れて10秒後には温熱部が温かくなって製品を使える状態になっている。最近のホットビューラーは立ち上がりが早いものがほとんどだが、10秒はその中でもかなり早いほうだ。また、ヒーターの温度も70℃と高め。
使い方は普通のビューラーの要領と同じだ。本体に角度を持たせて、まつ毛を挟み込むようにする。普通のビューラーの場合はまつ毛を挟み込んでから、ギューと力を入れてまつ毛をあげるイメージだが、アイクリエの場合は力でというよりも熱でクセづけをするので、力を入れる必要はない。まつ毛をあげた状態で5秒ほどキープし、そこからさらに角度を変えて自分好みのカールを作る。説明書には図入りで丁寧な説明がついており、不器用な人でもすぐに使い方をマスターできる。
実際に使ってみると、目元を照らすランプが思ったよりも便利に使える。普通のビューラーに比べて大きめのヘッド部なので、室内の照明がどうしても遮られてしまうが、目元ランプがあるおかげで、まつ毛の根っこ部分がしっかり照らされる。根本をしっかり確認できるので、誤ってまぶたを挟んでしまうなんてことも防げそうだ。
本体の電源をいれると点灯するオレンジ色のランプ
目元をしっかり照らしてくれるので便利
ヒーターが入っていることで一番の利点は持続力。熱の力でしっかりまつ毛をクセづけするので、時間が経ってもまつ毛が下がってくることがない。また70℃という高めの温度で一気にクセをつけるので、まつ毛にとっても負担が少なそうだ。
普段から使っている形だけに使い勝手に関しては何の問題もない。個人的に気になったのが幅がやや小さめかなということ。目の形は様々なので、自分の目にピッタリとあった製品を求めるのは酷なことだが、製品の角度など細かなディテールに関しては、やっぱり化粧品メーカーの作ったビューラーに比べると一歩及ばないというのが正直な感想だ。
何もしていない状態のまつ毛
アイクリエでまつ毛を上げた状態。マスカラなどは何も付けていないが印象が変わる
横からみたところ。下向きに生えている私のまつ毛でもしっかり上向きになっている
まつ毛を一気に上げられるので、ブラシタイプのアイラッシュカーラーと比べるとかかる時間はずっと短い。だが、その分細かなディテール調整は効かないといった感じだ。
ビューラータイプの製品は私のような不器用でめんどくさがりな人向け、逆にまつ毛を1本残らずしっかり上げたい、というメイク上級者にはブラシタイプの製品が向いているように思う。
メイクの動作を簡単にする、手間を省くといった意味では、今回試したビューラータイプの製品はなかなかのもの。美容家電初心者には使いやすい製品だろう。
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URL
株式会社日立製作所
http://www.hitachi-ap.co.jp/
製品情報
http://kadenfan.hitachi.co.jp/b_c_goods/lineup/eyecrie/index.html
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http://kaden.watch.impress.co.jp/static/link/beauty.htm
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