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セガトイズ「ホームスターSpa」
~浴槽や天井を鮮やかに彩る投影式お風呂グッズ
Reported by 林 佑樹
すっかり寒くなってきた。秋から冬にかけて長湯を楽しむ人は多いと思う。筆者もそうで、のほほんとちょっと熱めのお風呂を堪能している。考え事があるときはいいが、そうでもないときはけっこう手持ちぶさたなのが困りモノ。何かしら小物を持ち込んで誤魔化していたのだが、そういった小物もマンネリ化してきたので、新規開拓ということで光り物を探してみた。
生活用品売場にピンと来るモノがなかったので、フラフラとおもちゃ売り場へ。そこで発見したのが「ホームスターSpa」。以前に紹介した「ホームスター PURE」のお風呂版である。さすが中学生の頃から信奉しているセガ様だ。わかっていらっしゃる。
メーカー
セガトイズ
型番
ホームスターSpa
希望小売価格
7,140円
購入場所
Amazon.co.jp
購入価格
5,778円
土星みたいなビジュアル。リングまで含めると210×210×140mm(幅×奥行き×高さ)とかなり大きい
スイッチは底面にあり、長押しでON/OFFとなる。もちろん、しっかりとした防水処理がなされている
透明な半円ドームを外すと、さらにプロテクトされた電球が見える
「ホームスターSpa」はお風呂に浮かべて艶やかな光彩を楽しむアイテムだ。そのため、サイズはやや大きく最大で210×210×140mm(幅×奥行き×高さ)と大人が持ってもその存在感に驚いてしまう。ただデザインは球体、さらに浮力で浮くための輪っかもあり、土星のようでキュートである。
またお風呂用アイテムということで、いかなる方向から水の浴びても内部に水が入らないことを示すJIS防水保護6等級相当を実現。表面にあるスイッチは水が入り込まないように多重構造となっており、電池や電球を守るために、ネジ式のドームとゴムリングを採用している。さらに電球にはもう1段階、ケースによる保護もあって、使用中に水が内部に入ることはなかった。また水没に対しても短時間なら有効なようで、お風呂で使うときに発生しそうなハプニングに対してしっかりと対処しているのに好感がもてる。
光源は専用の白熱灯で、フィルムを経由して天井や浴槽に絵柄が投影される。電源は単三形乾電池3本を使用し、そのときの重量は実測695g。対象年齢が15歳以上となっているので、小さなお子さんと入るときは少し注意が必要だ。また予備の電球が付属しているので末永く使えそうだ。
電池ソケットはカバーを外したところにある。単三形乾電池で駆動し、写真のようにアルカリ電池とエネループの混在でも問題なく点灯した
カバーは取っ手があり扱いが楽。水が入り込まないようにしっかりとフタをしよう
交換用の電球はとても小さい。無くしやすいので、箱のなかに入れておくのが一番だ
絵柄の元となるフィルムは上位機種の「ホームスター PURE」と同じく大平貴之氏監修でニューカレドリアの7月の星空を再現したBath Star、バラの絵柄が踊るRose Bath、深海を漂う気分に浸れるDeep Blueの3種が付属している。フィルムの交換は透明な半円ドームを外して、入れ替えるだけとカンタン。注意点は入浴中の変更のみ。通電した状態での変更は危険だし、内部に浸水して故障してしまう可能性があるからだ。なお星座MAPは付属していないが、公式サイト上で確認可能だ。
付属するフィルムは3種類。左からBath Star、Rose Bath、Deep Blue
Deep Blueを取り付けてみたところ。エイの姿が確認できる
フィルタを装着せずに照らしてみた状態。これだけでもけっこう幻想的
最適な投影はピンボール式で、最適距離は約1m~1m30cmとなっている。平均的な浴槽の深さからすると明らかに足りないのだが、浴槽に浸かった状態で視界に入るのは正面なので、本機を胸元周辺に置いておけば足先付近が最適な距離となる。また最適距離でなくても十分な描写で、3つの世界を楽しめるのだ。
本機はお湯に浮かべながら天井や浴槽を照らせるように十分すぎる防水処理が成されているので、Bath Starは天井や壁に照らしてみるのがオススメ。壁一面が星空となって、なかなか面白い空間になってくれる。
Bath Star。どれがどの星かを見つけるのは浴槽に浸かりながらでは困難だった
Rose Bath。一面にバラが広がり見た目も気分良くなること間違いなし
Deep Blue。バスタブの色の関係でエメラルドグリーンになった。これはこれでアリ
光源についてだが、実際に使ってみると少し光量が足りないと感じた。浴室を真っ暗にするか、暗めのライティングでないと光彩を楽しむことができないのだ。その点をフォローするためなのか、本体を浮かせるための輪っかは可動式となっており、「ハ」の字に動かせば浴槽の縁などに置いて光源としても活躍してくれる。
光量が少し足りなく感じるとはいえ、やはり雰囲気は上々で、天井や浴槽にDeep Blueを照らしている間は海にいる気分なれて楽しい。Rose Bathは女性に人気らしいのだが、筆者の場合だと不思議な気分になってしまった。もちろん、B級映画にありがちなシーンの真似はしてみたのだが……。
輪っかを「ハ」の字にして、浴槽の縁に置いてみた状態
天井を照らしてみた。Bath Starがとくにいい
お風呂に入りつつ、触っていてフィルムで投影させる方法は面白いと感じた。そこでOHPフィルムなら自分専用のフィルムが作れるのではないだろうか。さっそくカンタン実験してみることにした。半円ドームの直径は約12.5mm。ジャストフィットした形状を作ろうとおもったがOHPフィルムが1枚しかなかったため、内壁との距離ができてしまうが少し浮かせる形で設置してみた。
OHP用紙を使って半円ドームの内側にイラストを貼り付けてみた。絵はイラストレーターN.A氏に描いてもらったもの
大きすぎて怪しげな物体がいるような状態になってしまった。それなりに投影されているが、やはり彩度が足りない
結果は、なにやら新手の怪物が浴槽にいるようで不気味な状態になってしまった。内壁との隙間がクリティカルと思われるが、やや色が薄いのも原因なのかもしれない。しっかりと作り込んでいけば使えるモノができるかもしれないが、半円に合うよう刷り出すなどやや手間がかかってしまう。
星や花の形など加工しやすいフィルタで少し色が濃いものなら、貼るだけでOKなので手にしたらぜひ挑戦してもらいたい。急に我が家の楽しい手作りお風呂気分となって、付属フィルムとは異なる感動を与えてくれるのだ。
イラストを小さくプリントしてみた。一応、何が投影されているかわかるレベルになった
いまのところ、追加のフィルムの発売予定はサイト上で確認できないが、もっと欲しいと思う人は多いと思うし、オリジナルフィルム作成キットを望む人もいることだろう。セガトイズの対応に期待したいところだ。
癒しだけではなく、遊び心もある「ホームスターSpa」は、お風呂をより楽しくのほほんと過ごせる場所にしてくれるアイテム。ぼぅっと考えごとをしたいとき、いつもと違うお風呂を楽しみたい人にオススメだ。いつもよりぬるめのお湯を張って、気分良くお風呂を長く満喫してほしい。
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URL
株式会社セガトイズ
http://www.segatoys.co.jp/index.html
製品情報
http://www.segatoys.co.jp/homestar/spa/index.html
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