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家電製品ミニレビュー
ツインバード「ハンディージェットサイクロン」

~AC電源で吸引力十分。価格も手ごろなハンディクリーナー
Reported by 荻窪 圭

ハンディクリーナーは必需品

 うちに限らず、まあ、パソコンとかデジカメとかiPhoneとかそんなガジェット好きの作業スペースならどこでもそうだと思うんだけど、机の下を見ると電源、ディスプレイ、FireWire、USB、LANと大量のケーブルがのたくっていて、掃除機をかけるとなると大騒ぎである。机の裏もケーブル類やら放置されたCFカードやらメモやらが散乱していて、その隙間をぬうように小さなゴミやホコリがたまるのである。

 その上、うちには猫が2匹いるわ、わたしは喫煙者だわで、こまめに掃除しないと大変なことになる。

 よって欠かせないのがハンディクリーナー。ハンディクリーナーといえば「コードレスだよね」ってことでずっとコードレスのハンディクリーナーを使っていたのだが、これには多大なる欠点があった。それは「バッテリ寿命」。


「ジェットサイクロン」のボディ。取っ手を握って使う 使用中はこんな感じ。グリップは大きめで握りやすい


 この手のクリーナーはニッカド電池やニッケル水素電池が内蔵されているのだが、充電式電池って意外に寿命が短いのだ。ケータイやiPodなら2~3年で買い換えるからいいけれども、掃除機って気に入ったら3~5年くらいは使うもの。でも5年目にもなると、充電台からはずしてスイッチをいれて1分しないうちに「ふしゅ~~」と吸い込みがかぼそくなり、軽いホコリを吸い込むのがやっとになるのである。


吸引力は十分

ブラシを90度回転させれば狭いところも掃除できる
 ここで登場するのがツインバード工業の「ハンディージェットサイクロン HC-E241S」。AC式のハンディクリーナーだ。希望小売価格は8,400円。Amazon.co.jpで4,779円で購入した。

 これが予想以上に快適。コードレスハンディクリーナーに比べるとパワーが違う。当たり前だけど、超強力である。しかもサイクロン方式。吸い込んだゴミをみてるとちゃんと円筒形の透明なゴミカップの中でゴミやホコリがくるくる回ってる。しつこく隅々まで掃除してみたけど、パワーは落ちない。

 太いケーブルの隙間にたまったゴミ(特に猫の毛入り)はなかなかしつこいのだが、すっと吸い込んでくれる。

 パソコンと机の隙間(うちのマシンはでかいタワー型で床置きをしてるから)を掃除をしようと思ったら吸い込み口を90度回転させて縦にしてやる。


付属するノズルは2つ。床用のノズル(非常にシンプルな形状だ)と隙間ノズル
 もっと狭いところには隙間ノズルを使う。隙間ノズルがもっと長いと、机の下の奥の奥まで届いてよかったんだけれども、ジェットサイクロンの吸い込み口の径は一般的な掃除機のものと変わらないようなので、サードパーティ製の汎用ノズル各種がそのまま使えそうだ。とりあえず、手元にあったサードパーティ製の汎用隙間ノズルはそのまま装着できたから大丈夫だろう。

 ACタイプのクリーナーがめんどくさいのはケーブルなんだが、このジェットサイクロンはケーブルが5mもある。パソコン周りは電源コンセントなんて余ってないので、部屋の反対側の隅にプラグを差すしかないのだが、それでも5mあれば余裕の長さ。まったく気にしなくていいのだ。

 ハンディクリーナーといえばバッテリ寿命は短くても充電式、と思っていたのだが、AC&サイクロンのパワーは魅力的だったのである。

 ちなみにデザインは「ツール」風。いろんなメカにあふれた工作部屋にふさわしい「男子っぽい」デザイン。しかもハンディクリーナーとしてはちょっと大きめ。

 その分、パワーがあって吸えるゴミも多いので、ちょっと汚したらすぐ掃除、というハンディ機っぽい使い方のみならず、気合をいれて机の下にもぐって溜まったゴミをきれいにするとか、ディスプレイ裏に見えないほこりをまとめて吸い取るとか、いわゆる「コードレスハンディクリーナー」よりワンランク上の使い方ができる。

 サイクロン機らしく、透明な樹脂のカップにたまっていく。ゴミのたまり具合が目に見えるので捨てるタイミングを間違えないのがいい。


吸い込み口とゴミカップのアップ。この角度でみると非常にメカっぽい ゴミカップはこのように簡単に外れる。外しただけでは中のゴミはでてこないので安心してよい

 ゴミ捨てはカップを外して中味を捨て、フィルタに張り付いてるゴミがあったらもそれも捨て、さらに汚れがひどかったら水洗いである。ためればためるほど、捨てる手間が大きくなる(細かいところにホコリが詰まってくるから)のでマメに捨てるのがよい。


本体のボタンを外すとすぐにはずれるカップ。ゴミ捨てラインがついているが、まあ、入っているゴミが回転しなくなったら捨てどきだ ゴミカップをはずすと3つにバラすことができる。左にあるのがフィルタ

シンプルな収納台。コードは自分で巻き取る

 使い終わったら収納である。

 一応収納台がついていて、ノズルをしまっておけるが、本体はのっけるだけなので、まあ、単なる「台」と思っていい。

 5mもあるケーブルは気になるが(さすがに、ボディが小さいだけあって巻き取り機構はない)、束ねるためのマジックテープがついてるのでそれでくるくると巻いておくべし。


収納台に収納した状態。ノズルはつけたままでもまあ問題ない。コンパクトに収まる ケーブルは長いがこのようにマジックテープで巻いておける

 机の下に潜ってひさびさに掃除機をかけてたら、後ろから出る排気があたって暑かったけど(それはしょうがないです)、ハンディクリーナーとしてはやや大ぶりでハイパワーなので、ワンルームマンションとかならこれ1台で済んじゃいそう、むしろ、モノが多くて掃除しないと掃除機をかけるスペースが作れないという人ならこれ1台だけの方が場所も取らなくていいかもしれない。





URL
  ツインバード工業株式会社
  http://www.twinbird.jp/
  製品情報
  http://www.twinbird.jp/product/hce241/
  掃除機関連記事リンク集
  http://kaden.watch.impress.co.jp/static/link/cleaner.htm

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2008/08/27 00:01

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