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家電製品ミニレビュー
デロンギ「シトラス・スクィーザー KSM3000J-E」

~デザインと共に使いやすさも考えられたジューサー
Reported by 安部 陽子

デロンギ「シトラス・スクィーザー KSM3000J-E」
 イタリアの家電メーカー「デロンギ」には「ジーナコレクション」という製品ラインナップがある。これは、1950年代のイタリアをイメージしてデザインされ、イタリア映画の大女優ジーナ・ロロブリジーダにちなんで名付けられたシリーズだ。今回紹介するのはそのジーナコレクションに新しく加わった「シトラス・スクィーザー KSM3000J-E」だ。

 1950年代のイタリアと聞いても、なかなか当時の様子が思い浮かばないが、「ローマの休日」と言われるとイメージが沸きやすいのではないだろうか。往年の大女優、オードリー・ヘプバーンとグレゴリー・ペックがイタリアの街をベスパに乗って走るシーンは特に印象的。ローマの休日に出てくるベスパ125(1951年型)は、丸みがありなんだか可愛らしいデザインだが、ジーナコレクションもあの映画の中に出てきそうなほど、デザインにこだわった製品が揃う。

 陽気で活発なイタリアン・ビューティが、甘い魅力をキッチンでふりまく。そんなコメディタッチの可愛いらしさが、ジーナコレクションからは感じられる。「シトラス・スクィーザー KSM3000J-E」もそんな魅力を兼ね備えた製品の1つだ。メーカー希望小売価格15,750円で、Amazon.co.jpでの購入価格は12,600円だった。


大きさは、200×285×350mm(幅×奥行×高さ)、重さは1.8kg。電源コードの長さは1.8m
後ろからみた様子
横からみた様子

 「KSM3000J-E」は、柑橘系の果物からフレッシュジュースを絞る機器。まずは、形がとても面白い。3本のカーブした足に、しずくを逆さにしたような本体。本体の頭頂部は、透明な半円形のカプセルがのっており、その上に、これもカーブした三角形のアームがある。

 半円形のカプセルというのは実は、本体のフタ。三角形のアームは絞る時に使うレバーになっている。フタはジュースレバーにつながっていて、ジュースレバーを後ろに倒すとフタが開き、前に下げるとフタが締まる。このフタの内側には、コーン(絞り機)がある。電源スイッチはなく、コーンに果物を押し当てると、自動的に電源が入ってコーンが回転する仕組みだ。


本体の上に伸びて三角形をつくるジュースレバー
本体を支える三本の足。本体は浮いている

本体のフタ。ジュースレバーに装着されている
フタの内側にあるコーン(絞り機)

ジュースレバーを少しあげ、フタを途中まで開けた様子 ジュースレバーを後ろに倒した様子 部品は、本体、受け皿、フィルターの2種類、コーン、フタ

 全体の大きさは、200×285×350mm(幅×奥行×高さ)で、重さは1.8kg、電源コードの長さは1.8mになっている。分解すると、足と一体になっている本体部分、ジュースの受け皿、果肉の粒を濾すフィルター、コーン、フタに分けられる。受け皿の容量は180mlだが、受け皿に抽出口がついているので、絞りながらコップに果汁を注ぐことも可能だ。

 組み立ては、まず、本体に受け皿を置き、2枚のフィルターを上に乗せる。コーンの中心の軸を本体の穴に入れ、ジュースレバーにフタを装着すれば完了だ。


まず本体に受け皿をおき、その上に2枚のフィルターをのせる コーンの中心の軸を、本体の中心の穴にセット ジュースレバーにフタを装着すれば、完了だ

 使い方は、コーンに半分に切った果物を置き、ジュースレバーを下げる。コーンに力が加わると、自動的に電源が入って、果肉を絞り始める。絞られた果汁は、フィルターを通って、一旦、受け皿に溜まり、抽出口を通ってコップに落ちる。仕組みはこのようになるが、実際にする動作といえば、果物をのせて、ジュースレバーを下げるだけなので、手を汚すこともなく、簡単だ。

 コーンの回転は、左回りか右回り(回転か反転)になっており、ランダムに変化する。回転方向を変えたい時は、途中で、押していた力を抜き、再度、力を加える。フィルターの穴の大きさは、本体の前面にある「果肉量調整セレクター」で調節できる。ツマミを一番右にすると、フィルターの隙間がほぼ無く、液体の果汁だけが落ちる状態だ。反対に左にいくほど、穴は大きくなる。

 抽出口は、口の先を上に向けるとストッパーが効いて、果汁が受け皿に溜まる。口を下に向けると、果汁が抽出口から出てくる。前述したように、絞りながら、コップに注いでいくこともでき、この時は、抽出口を下に向けたままにする。


フィルターを上からみた様子。果肉量調整セレクターで穴の大きさを調節できる
フタのすぐ下にあるツマミが、果肉量調整セレクター。抽出口は、口を上に向けると果汁が受けさらに止まり、下におろすと果汁が流れでる
フタの裏側。突起があり、ジュースレバーを下げた時、果実を下に押す役目をする

ジュースレバーは力がかけやすく、絞りやすい

 さっそく、オレンジとグレープフルーツを絞ってみよう。

 半分に切ったオレンジをコーンにのせ、ジュースレバーを下げる。するとコーンが回転して、果汁が絞られてきた。そこで一度、レバーを上げて、コーンを反転させる。これを数回繰り返した。一回のプッシュで絞りきるのではなく、何回かに分けてレバーを下げ、回転と反転を繰り返すと、絞る時の偏りが少なく、果物の苦みがない甘いジュースができるようだ。


オレンジを絞る。オレンジをコーンに置き、ジュースレバーを下げる
最初は、フタを軽く置いただけで、すぐにコーンが回転しはじめる
コーンの回転と反転を繰り返して少しずつ下げ、フタが閉まりきったら、できあがり

絞り終わった後。果肉が無くなっている
フタを閉めた様子。中の果物が透けて見え、使用中の様子も可愛い
【動画】オレンジを絞る様子(WMV形式,865KB)

 絞っている時は、ジュースレバーの頂点が、一番持ちやすく、力を加えやすい。ここを持つと、ジュースレバーのカーブにまかせて、上から下に押すだけで簡単に果汁が絞れる。


【動画】力はあまりかからないが、フタを押して絞ることもできる(WMV形式,190KB)
絞りたてのグレープフルーツジュース。フィルターの穴を閉じると、舌触りがなめらか
【動画】コーンはランダムに回転/反転をする。コーンの様子を見るために、手で直接、押してみた(WMV形式,736KB)

 絞ったばかりのフレッシュジュースを飲んでみる。味はもちろんだが、胃の中から目が覚めるような爽快感が広がった。フィルターの穴を閉じた状態にすると、粒を口の中で感じることもなく、舌触りはとてもなめらかだ。

 フィルターの穴の大きさは、好みに合わせて調節できるのだが、大きく開いてしまうと、タネまで落ちることもある。また、フィルターの穴を大きめに設定して使用していると、果肉の粒が受け皿の抽出口の穴に詰まってしまうことがあった。箸などで突くと、粒は簡単に流れるのだが、その度に、フィルターを本体から外す手間がかかる。フィルターの穴は、小さめの設定で使った方が良さそうだ。

 次に、小さいサイズのオレンジを絞ってみる。

 みかんほどの小さいオレンジを半分に切り、コーンに載せる。とても小さいので、コーンの大きさに合うか心配だ。ジュースレバーを下げると、一回のプッシュで簡単に絞り終ってしまった。果物の皮を裏返すと、しっかり全ての果肉が無くなっている。コーンに置くときの安定性さえ気をつければ、小さな果物も問題なく絞ることができるようだ。

 今度は大きなグレープフルーツを絞る。

 本体のフタの直径は約12cmだが、買ってきたグレープフルーツはその直径とほぼ同じほどの大きさ。なんとか絞ってみたものの、グレープフルーツの中心の果肉だけしか取れない。フタの役割を無視した荒技として、グレープフルーツを直接、手で押して、側面の果肉もコーンに押しつけるようにすると、きれいに絞ることはできた。が、ジュースレバーとフタの役割は全く意味のないものになってしまう。「KSM3000J-E」が使える柑橘類の大きさは、直径12cm未満ということになるだろう。

 グレープフルーツはもともとかなり大きめの果物。購入時に「これは12cm以下? 以上?」と考えながら選ぶにしても、大きさの制限があるのはかなり残念なところだ。


蜜柑ほどの大きさの、小さなオレンジを絞ってみる
【動画】1プッシュで絞り終えた。小さい果実は問題なく絞れる(WMV形式,455KB)
フタの大きさと同じ直径約12cmの大きなグレープフルーツは、うまく絞れない。手で直接押せば、可能だ

 デザインメインの製品なのかなと思っていたが、実際に使ってみると、「KSM3000J-E」の独特の形は、考えられた結果であるということがわかった。ジュースレバーが曲がっているのは、それが力かけやすい形だからで、三本の足も、カーブしていることによって、強度が増し、体重をかけてジュースレバーを下げて、本体が不安定にならない。

 さらに、ジュースレバーは持ち運びする時、持ち手にもなる。ジュースレバーを垂直に持ち上げると、本体全体が持ちあがり、フタは開かないようになっている。


ジュースレバーは、持ち運び時の取っ手にもなる
フタ以外のコーン、フィルターの2枚、受け皿は、セットしたまま外せる

 気になったのは、抽出口を下に向けて果汁をコップに注ぐと、受け皿の果汁が無くなっても、しばらくは、水滴が滴り落ち続けることだ。使用時は、常に抽出口の前にコップを置いておく必要がある。

 手入れ方法は、本体以外の、フタ、コーン、フィルターの2枚、受け皿を外して、水洗いできる。フタ以外の部品は、まとめて外すことができ、取り外し時の手間はかからない。果汁が付着しているのは、ほぼこれらの部分だけなので、手入れは簡単にできる。


果汁が飛び散らないので、食卓に置いて絞ることができる

 フタがあるので、絞っている途中、周囲に果汁が飛び散る心配がない。また、ジュースレバーは、力をかけやすく、座ったままでも絞ることができる。これなら、食卓の上に置いて、食事しながら、飲みたい時にフレッシュジュースを絞って飲むというような使い方もできるだろう。

 果汁が、抽出口から少しずつコップに注がれる様子を、見るのも楽しい。食卓に自分専用のジュースバーができたような気分になれる。大人の雰囲気にも似合うので、フレッシュジュースを使ったカクテルなんていうのもお酒好きな人にはたまらないだろう。

 食卓を楽しくするデザインの良さと共に、簡単にフレッシュジュースが絞れるジューサーとしておすすめだ。





URL
  デロンギ・ジャパン株式会社
  http://www.delonghi.co.jp/
  製品情報
  http://www.delonghi.co.jp/product/list/otherkitchen/KSM3000J-E.html

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2008/05/01 00:07

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