家電Watch logo
記事検索
バックナンバー
【 2009/03/30 】
やじうまミニレビュー
DO-SEE「LEDライト付きスタンドルーペ」
[00:01]
家電製品ミニレビュー
ツインバード「コンパクトフライヤー EP-4694」
[00:01]
【 2009/03/27 】
家電製品ミニレビュー
三菱「蒸気レスIH NJ-XS10J」
[00:02]
やじうまミニレビュー
L.L.Bean「ボート・アンド・トート・バッグ」
[00:01]
【 2009/03/26 】
やじうまミニレビュー
アイリスオーヤマ「サイバークリーン」
[00:01]
家電製品長期レビュー
三洋電機「eneloop bike」(4/4)
[00:00]
【 2009/03/25 】
やじうまミニレビュー
オーエフティー「自動給餌機 Newビストロ」
[00:01]
家電製品ミニレビュー
日立「クリエア7 EP-CV1000」
[00:00]
【 2009/03/24 】
やじうまミニレビュー
「家庭菜園 かいわれくん」
[00:02]
長期レビュー
シャープ「プラズマクラスターイオン発生器&加湿空気清浄機」 (4/4)
[00:01]
【 2009/03/23 】
やじうまミニレビュー
撥水ペーパーのメモ帳と“現場仕様”のボールペンを試す
[00:01]
長期レビュー
三洋電機「eneloop bike」 (3/4)
[00:00]

やじうまミニレビュー
ほんやら堂「おやすみ羊」

~ほんわか羊に癒される変形まくら3種
Reported by 本誌:阿部 夏子

ほんやら堂「おやすみ羊」シリーズ
 昔から寝付きが悪い。寝る前にストレッチをしたり、呼吸を工夫したりしたのだが習慣化することもなく、結局は本を読んでなんとなく寝ることにしている。「これをしなければダメ」とか「毎日やること」といわれると身構えてしまうが、とりあえず使うだけで安眠に効果がありそうなのが枕だ。ちょうど自宅の枕がへたりはじめてきたので安眠に効果がありそうな枕を購入することにした。

 購入したのはほんやら堂 おやすみ羊シリーズ「抱きまくら」「お昼寝まくら」「アイピロー」の3点。最近では枕にこだわる人も増えて、探し始めるとキリがなさそうだが、今回は癒し系の見た目と、購入しやすい価格、「おやすみ羊」というネーミング=安眠のイメージでこの製品を選んだ。

 メーカー希望小売価格は「抱きまくら」が1,995円。「お昼寝まくら」が1,260円。「アイピロー」が997円だ。それぞれAmazon.co.jpで同額で購入した。おやすみ羊シリーズは株式会社ほんやら堂の製品で、ほかにもクッションや、足のせ枕なども販売されている。眠っている羊をモチーフにした製品はキャラクターものではあるものの、大人の部屋にあっても違和感が少ないデザインだ。

 3つの製品は、大きさ以外の構造はほぼ同じ。まず一番大きい「抱きまくら」は本体サイズが350×530×130mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約450g。「抱きまくら」よりも一回り小さいサイズの「お昼寝まくら」は本体サイズが250×320×100mm(同)で重量は約230g。目の上に載せて使う「アイピロー」は130×250×40mm(同)で、重量は230g。アイピローは抱き枕にくらべるとサイズはだいぶ小さいものの、重量は一緒で手に持つとずっしりとした重みが感じられる。


製品パッケージ
製品の大きさはそれぞれ異なる。下に置いてあるのは30cm定規

 パッケージから製品を取り出すとフワっとラベンダーの香りが広がる。羊の身体の中に安眠に効果のあるといわれている、ラベンダーの香りビーズが仕込まれているのだ。


製品の中腹部にラベンダーの香りがするビーズが入っている 香りビーズが入っている小袋 ビニールの袋に入っているので、最初にビニールの袋から取り出して使う

 この製品の特徴といえばなんといっても、愛らしい羊の表情だろう。羊の顔は目を閉じていて、なんだかとぼけているような表情だ。ところが顔以外の羊のパーツ、羊の耳や足、毛の部分は単なる飾りとして付いているわけではない。まず、毛の部分は取り外し可能なカバーになっている。耳の裏側には、マジックテープがついていて本体と、カバーがずれないようにストッパーのような役割をしている。足の部分もカバーに引っ掛けるようになっていて、寝返りなどでカバーがずれないように配慮がされている。デザインとしてのかわいらしさと実用性を兼ねた装飾がマッチしている。


一番の特徴はそのとぼけた寝顔だ 正面からみると目が離れていて、なんともかわいいらしい

羊の毛の部分は取り外し可能なカバーになっている カバーを取り外す時はアゴの下のヒモを外す 耳の裏側には、マジックテープがついていてカバーと本体がずれないようになっている

 さっそく使ってみた。頭の下にまくらをいれてみて、まず感じたのが柔らかさだ。綿80%、ポリエステル20%の本体部分は中身がぎっしりと詰まっているものの、頭を載せるとふんわりと沈み込む感触。これは思っていたよりも良いかもしれない。

 何度か試行錯誤をしてこの3点を使った自分なりのベストポジションを見つけた。

 高い枕が好きな私は今まで枕を2つ重ねて使っていた。それをやめてお昼寝まくらを今まで使っていた枕の上に重ねてサブ枕として使用するようにした。そうすると今まで首に感じていたコリを感じなくなった。高い枕を好む人は意外と多いが、実は首に結構な負担がかかっている。お昼寝まくらはサイズが小さいため、ちょうど頭の下の首のすぼみにすっぽりと入ってしまう。この使い方をするようになってから、首への負担がかなり軽くなったのか、夜中に首が痛くて目が覚めるというようなことがなくなった。

 抱きまくらは本来の用途どおり、腕か膝の間に挟んで使っている。身体の重力を逃がすことができるからなのか、疲れが分散されてなんだか安心するような気持ちになる。そうしておいてアイピローを目の上に載せればもう完璧。このアイピロー、普通のアイマスクなどと比べるとずっしりとした重みがあるので目の周りの筋肉がフワッっと緩んでくる。1日パソコンで酷使した目が身体の中に沈み込んでいくような感覚だ。


お昼寝まくらは首の下いれて使う 製品を使って寝ていると周りにはラベンダーの香りが漂う 今では毎日羊に囲まれて眠っている

 そこに漂うラベンダーの香りでさらにリラックス効果が増す。正直最初は、香りがキツイかなと感じていたラベンダーの香りも頭の下でふんわりと香りがわかるほどで、部屋全体がラベンダーの香りになるようなことはまずない。

 また、香りが苦手だという人には、香りビーズが入った袋を外して使うこともできる。香りビーズが入った小袋は本体の中にいれて使うようになっているので、自分の好きな香りを入れ替えて使うのも良いかもしれない。


カバーを取り外して洗えるのは日常的に使うことを考えると外せない要素だ。カバーを取り外した後の本体は、毛を刈ったあとの羊のようだ
 私個人としては気に入って使用している。特に気に入ったのは取り外したカバーが洗濯できるようになっていること。汚い話で恐縮なのだが、実は私は口のセンが弱いのか睡眠時のヨダレがすごい。ぬいぐるみをモチーフにしたものや抱き枕など変形の枕はカバーが外れないことが多いのだが、私のような人間にとってそれは使い捨てしてください、と言われてるのも同然だ。おやすみ羊シリーズの場合、替えカバーも別売り販売しているのでいつもきれいな状態で使い続けることができる。また、カバーを外した本体が毛を刈り取った羊のようになるもの愛嬌がある。


アイピローを使うときに中の香り袋が気になった
 というわけで最近は毎日羊に囲まれて眠っているわけなのだが、1点だけ気になることがある。アイピローの香り袋だ。アイピローは製品自体が小さいこともあって目の上に載せると本体が顔の線に沿ってしなってくる。その時に本体内部に入っている香り袋が気になるのだ。小さくて固い香り袋が内部で引っかかってしまっている。これは香り袋を取り外せばすぐに解決できる問題ではあるのだが、使用した人なら誰でも感じるであろう違和感なのでぜひ改良をお願いしたい点だ。

 今回この製品を使ってみて意外とかわいいらしい自分に気がついた。ぬいぐるみなんて、とツッぱって一人晩酌を繰り返しているような私だったが、しっかり「羊さん」に癒されていた。安眠効果を謳った製品は山ほどあるが、要はリラックスすることが大事なのだと思う。寝るときぐらいは童心に返って日常の喧噪から離れてみるのもいいかもしれない。また、サイズが豊富なので赤ちゃん用、子供用の枕としてもおすすめだ。





URL
  株式会社ほんやら堂
  http://www.honyaradoh.com/
  製品情報(PDF)
  http://www.honyaradoh.com/00700/image/pdf/2008s24.pdf

関連記事
やじうまミニレビュー
ほんやら堂「おやすみ羊ウォームショートブーツ」(2008/01/17)

やじうまミニレビュー
ヒルリード「BIGだきバナナ イエロー」(2007/07/11)




PR



2008/02/01 00:13

- ページの先頭へ-

家電Watch ホームページ
Copyright (c) 2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.