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やじうまミニレビュー |
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～3,000円台で買える“抱き”バナナの王様
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Reported by
本誌：伊達 浩二
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それが原因というわけでも無いのだが、Amazon.co.jpで大きなバナナの抱き枕を買ってしまった。Amazon本体の販売ではなく、ヒルリードという会社がマーケットプレイスで販売している「BIGだきバナナ」という商品だ。 買った理由はいくつかあるが、一番の理由は「でかくて安い」ということだ。 まず値段だが、本体が3,129円、送料が780円で、3,909円だった。シンプルな形とはいえ、ボリュームのあるクッションとしては安いと言って良いだろう。 大きさは、全長が約130cmというので、かなり大きいことを期待していたのだが、予想以上だった。 まず、段ボール箱が大きい。50×50×80cmぐらいあって、ウチのマンションの宅配ロッカーには入らなかった。折悪しく留守にしていたので、大きい箱を再配達してもらう羽目になった。 取り出した「BIGだきバナナ」本体は、本当に大きい。私は大柄なこともあって、ダブルサイズのベッドに寝ているのだが、その1/3程度は確実に占領してしまう。シングルサイズだったら、本当に抱く以外にスペースがないだろう。 ウチの猫は、この枕のあまりの大きさにおびえて、開封当初は近寄らなかったほどだ。“抱きバナナの王様”と言いたい風格がある。
表地はポリエステル65%、綿35%で、中綿はポリエステル100%だ。表地の縫製は、どちらかといえば雑な感じだ。まあ、価格相応というところだろう。中綿はみっちり詰まっているので、それなりの重さと抱きがいがある。 抱き枕を試すのは初めてだったが、なかなか良いものだ。夏場は掛け布団を使わずタオルケットだけでなので、足下の重みが無く物足りなさを感じていたのが解消される。また、抱き枕を横抱きにして寝ている姿勢が安定しているらしく、寝起きが良くなったような気がする。いや、これは抱き枕が“ライナスの毛布”的存在となって神経が休まっているのかもしれない。
とはいうものの、大の男が大きなバナナを抱きかかえて寝ている図というのは、あまり人前に出せるものではない。家人ですら、「まぁ、仲良しねぇ」とか、「良いお友達ができたわねぇ」などと、からかわずにはいられないような子供っぽい図であるらしい。声をかけられた方もそれがわかるので、赤面してしまう。購入する際は、自分の寝姿とかは想像しないで買うことをお勧めする。 なお、夏場ゆえ、お手入れも気になるところだが、表地は一体になっていて、剥いで洗うことはできない。中綿がポリエステルなので、お風呂の浴槽で踏み洗いして干せば良いだろう。濡れたバナナがベランダで揺れている、というのも、それはそれで風情があるような気がする。 ■URL 株式会社ヒルリード http://www.hirureed.com/
2007/07/11 00:00 - ページの先頭へ-
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