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やじうまミニレビュー |
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～海中を漂っているような気分を味わえる浴室用ランプ
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Reported by
清水 理史
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● “くらげ”にでもなった気分
バンプレストの「BATHPALETTE my ocean」を使ってみて、そんなことを思い浮かべた。 沖縄なのか、海外なのか、ダイビングなどの経験がない筆者にはよくわからないが、青く透き通った海に身を沈めて、空を見上げれば、波と光の屈折によって何とも表現しにくい実に複雑な模様が目の前に広がっていく。 熱いお湯でのぼせそうになって、ようやく自宅の風呂という現実に引き戻されることがなければ、そのままいつまでも「ボー」としていたくなるほどだ。 ● 9個のLEDライトによるバスライト
もちろん、単にLEDが光るだけでは、前述したような海の中の様子を再現できない。内部のLEDは意図的にだと思われるが不規則に配置されているうえ、そのLEDを覆っている内部のドーム状のカバーに微妙な凹凸による模様が付けられている。
本製品は本体底部に付けられた重りによって湯船の底に沈めて利用するようになっているのだが、沈めた状態で電源を入れると、LEDの微妙な光の強さの加減や湯船の表面にできる自然な水面の揺らめきによって、壁や天井にゆらゆらとした独特の模様が浮き上がるというわけだ。
このライトを使っていて心地よいと思わせられる原因は、おそらくこの自然の力を利用していることだろう。 実際、本体を普通の部屋などで利用する限り、LEDの発光パターンやドーム状のカバーの模様だけでは、静止画のように単純な模様としてしか認識できず、人工的な印象を強く受ける。 これに対して、お風呂の中に沈めて利用すると、水面の動きによって、心地よい揺らぎを感じることができる。これはまさに「癒される」という感覚がピッタリだ。 ● 重りを外して浮かべることも可能 前述したように、このmy oceanは湯船に沈めて使うようになっているが、内部の重りは取り外しも可能となっており、これを取り外せば湯船に浮かべて使うこともできる。もちろん、沈めた方が模様が複雑に動くので面白いのだが、おそらくもっとのんびりとしたいという場合は浮かべた方が良いだろう。浮かべると模様の動きがあまりなくなる。湯船の上を浮かぶ上下左右のうごきで、若干、模様が変化するという程度になるので、目で模様を追わなくて済む。 このため、目の焦点をどことなく合わせずに「ボー」としたいなどという場合には、こちらの方が良さそうだ。 ただし、本体が防水設計になっている関係上、重りの取り出しというのは簡単にはできない。本体を上下に分割して、底面のネジを取り外さなければならない。個人的には、今日は沈めて、明日は浮かべてといったように、日替わりで使いたいと感じたが、その手間がかかるのは少々残念だ。
ちなみに、電源のON/OFFは本体を上下にひっくり返すことで切り替えることができる。クルッと逆さにするとライトが光り、もう一度、クルッとひっくり返すと消えるという具合だ。 こういった“しかけ”というか演出も面白いのだが、若干、センサーが敏感なのか、湯船に沈めてつかっていると、うっかり足でさわって動かしたときなどに、意図せずライトが消えることがしばしばあった。 夜で、しかも照明を消して真っ暗な状態で使っているので、さすがにライトが消えると慌ててしまう。もう少しスイッチの感度はゆるくてもいいかもしれない。 ● 入浴剤との併用も面白い 個人的に面白いと思ったのは、入浴剤との併用だ。特に炭酸ガスなどをシュワシュワと噴出するタイプの入浴剤と併用すると、模様が激しく変化して、なかなか見応えがある。まあ、リラックスしたいという目的からすると、模様はできるだけゆったり変化した方が良いし、入浴剤のタイプによっては、色も若干変わってしまうが、そんな使い方をしても面白いのではないだろうか。 欲を言えばLEDの色が変化するなどというのも面白そうではあるが、あくまでも海をイメージした製品なので、現状はこのままの方が良いだろう。これで実売で2,000円前後で購入できるのだから、バスタイムを楽しむアイテムの1つとして揃えておくのも、悪くはなさそうだ。 ■URL 株式会社バンプレスト http://www.banpresto.co.jp/ 製品情報 http://www.banpresto.co.jp/life/item/0000b.html ■ 関連記事 ・ 家電製品ミニレビュー ノーリツエレクトロニクステクノロジー「Lx.」（2007/10/22） ・ やじうまミニレビュー ノーリツエレクトロニクステクノロジー「juke tower SJ-10MP」（2007/06/29）
2008/01/21 00:00 - ページの先頭へ-
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