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タニタ「KD-403」

~ガラス天板で独自デザインのクッキングスケール
Reported by 本誌:伊藤 大地

タニタ「KD-403」
 あれば便利だろうなと思いつつも、買わずにすませているものが、だれにでも1つくらいあるだろう。私にとって、クッキングスケールはまさにそれにあたる。

 たいして高いものでもないのだが、これまで買わなかった理由を考えると、モノとしての魅力を感じない、という一言に尽きる。

 スーパーの日用品売り場で見かける普通のクッキングスケールは、白とかクリーム色とか、当たりさわりのない色で、手に取ってみようと思わせる要素に乏しい。決して必需品でないデジタルガジェットは数万円でも惜しくないのに、生活に必要なクッキングスケールを買うのが惜しい――というのは理不尽な話だが、とにかく、モノとして惹かれるクッキングスケールがなかったのは事実だ。

 そんな中、ふと目がとまった例外的な存在が、今日紹介する「KD-403」だ。メーカー希望小売価格は6,300円、Amazon.co.jpでの購入価格は5,180円だった。


パッケージ
箱には台座部分と天板部分が分かれて収納されている 電源はボタン電池。購入時に1つ入っている。絶縁シートを外せばすぐに使える

初期設定。地域ごと5つの中から選択する。関東地方は「3」 天板にネジがついており、台座にはめるだけで組み立てられる。工具は不要 同じタニタの「KD-176」と比較

 KD-403は、ガラスの透明感を前面に押し出したモダンなデザインのクッキングスケールだ。シルバーの台座とガラスの素材感からは、「クール」「シャープ」といった言葉が思い浮かぶ。

 クッキングスケールは、昔ながらの台座とお皿が別れたタイプと、台座部分とお皿の部分が一体となった一枚板のデザインのものと大きく2種類に大別できるが、これは前者のタイプ。したがって、板状にはなっておらず、まな板のように、立てて収納することはできない。

 電源にはボタン式電池の「CR2032」を1個使用する。パッケージに1個付属しており、同時購入する必要はない。ただし、購入時には絶縁シートが挟まっているため、まず、台座裏の電池蓋を外し、絶縁シートを取り除かなければならない。

 電源を入れると、初期設定の画面が現れる。これは地域間で微妙に生じる重力の誤差を解消するためのもので、使用する地域にあわせて、5つの設定の中から選択する。北海道は1、東北地方が2、東北以南の本州と四国が3、九州が4、沖縄が5といった具合だ。


「ON/TARE」ボタンを押して、モノを乗せるだけ。洋梨は311gだった
 ここまでくれば準備完了。ボタンは2つしかなく、使い方はごく簡単だ。右側にある「ON/TARE」ボタンを押し、はかりの上に載せるだけでよい。電源を切る際は左側にある「OFF」を押す。

 液体や粉末、玉子など不安定な形状のものを容器に入れてはかる際、容器の重量を天引きにする機能も備えている。まず、電源を入れる前に容器だけをはかりの上に載せ、「ON/TARE」ボタンを押す。すると、容器を置いたままの状態で「0g」の表示になり、あとから載せたものだけの重さがわかるようになっている。

 重さの表示は1g単位。制度は500gまでが±2g、それ以上が±3gだ。最大2kgまで対応する。このあたりの機能はほかのタニタのクッキングスケールと同じだ。


玉子の重さを量りたいが、天板の上で転がる可能性があるので容器と合わせて計量。容器だけの重さは52g 玉子を乗せると107gになった。つまり、玉子のみの重さは55gということに こんな面倒なことをしなくても、容器だけを乗せた状態で「ON/TARE」ボタンを押すと、容器の重みが天引きされた、玉子だけの重量を割り出せる

 やはり、この製品のキモはデザインだろう。大きな特徴のガラス板も、見た目のかっこよさだけでなく、清潔感がある点もよい。たとえば、プラスチックのような素材だと、使っていくうちに汚れやキズが気になってくるが、ガラスの場合、濡れたふきんで拭けばサッと汚れが落ちる点がうれしい。もちろん、色移りや黄ばみなどの心配もない。

 台座のタイプは、コンパクトに収納したい人には向いていないが、安定感のある台座タイプを求めるなら、有力な候補となるだろう。





URL
  タニタ
  http://www.tanita.co.jp/
  製品情報
  http://www.tanita.co.jp/tanita/hp/productDetail.do;jsessionid=8F940DD98005A8058F36E1283B9C3D20?_productId=265&_isListBack=true

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2007/12/13 00:01

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