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家電製品ミニレビュー
ラッセルホブス 「パーソナル・コーヒーメーカー」

~デスクにピッタリの自分専用コーヒーメーカー
Reported by 清水 理史

コーヒーが欠かせないアナタに

 満員電車にゆられてようやく到着した学校や会社で一杯、会議が終わってホッと一息つきながら一杯、仕事があと一息というところまでたどり着いたときの一杯と、何かの区切りで飲むコーヒーはまた格別においしいものだ。

 そんな毎日のコーヒーを、どうせならもっと美味しく頂きたい。

 そんな夢を手軽に叶えてくれるのが、ラッセルホブスの「パーソナルコーヒーメーカー 10973JP」だ。幅14cm、奥行13cmと小さなコーヒーメーカーで、付属のダブルステンレスのマグカップに1杯分のコーヒーを手軽にドリップすることができる。まさに自分のデスクの上のコーヒーショップだ。amazon.co.jpで3,650円で購入した。


正面
側面
背面

 ラッセルホブスは、英Salton Europeの家電製品ブランドで、実用的でありながら、遊び心のある特徴的なデザインで知られている。

 どこかで目にしたブランド名だと思っていたのだが、先日、デパートの売り場でようやくわかった。調理器具売り場で、いつも目立つ場所に置かれているガラス製のトースターが、同じラッセルホブスのブランドだった。

 ステンレス製でいかにも輸入製品らしいシンプルなデザインの電気ケトルなどもあり、ほかの人とはひと味違ったテイストの家電が欲しいという人は注目のブランドと言えそうだ。


手軽にドリップ、香りも楽しめる

構造は非常にシンプルで使い方もカンタン。上部のフタを開け、ウォータータンクに水、フィルターにコーヒーをセットした後、スイッチオンで抽出される
 実際に使ってみたが、なかなか良い感じだ。

 本体上部のフタを開けると、そこがウォータータンクとフィルターをセットする場所になっている。

 本体にはステンレスの細かな網でできたパーマネントフィルター(予備含め2個付属)が付属しているので、ここに1杯分のコーヒー粉を入れてホルダーにセット。続けて、付属のマグで一杯分の水を汲んできてウォータータンクにゆっくりと注入。水をドリップする注水口をコーヒーの真上へと移動させてからフタを閉じ、最後に電源をオンにする。

 これで、しばらくするとコーヒーの香りとともに、マグカップへとコーヒーがドリップされていく。4~5分もすればドリップが完了し、できたてのコーヒーを味わえるという寸法だ。

 手軽さもさることながら、このコーヒーを作るという作業は、なかなか癒される。周囲にフワッと立ちこめるコーヒーの独特の香りを楽しみながら、ポタ、ポタ、ポタとマグへと吸い込まれていくコーヒーを「ボー」と眺めていると、仕事の疲れを一瞬、忘れることができるのだ。

 できあがったコーヒーも、入れたてだけあって、さすがに美味しい。やっぱり、ドリップしたてのコーヒーは、いやな苦みがなく、酸味の具合がちょうど良く、しかも鼻に抜ける香りが心地よい。

 これは予想以上に「楽しめる」商品だ。


デスクで使えるかどうかは環境次第

サイズ的にはデスクに置いてもまったく邪魔にならない。ただし、周囲に書類がない状態で使うのが鉄則
 ここまで便利だと、職場のデスクに設置しておきたところだが、それには2点ほど注意点がある。

 まずはドリップするときのコーヒーの跳ねだ。たまに抽出されたコーヒーがマグの水面で跳ねて、周囲にコーヒーが飛ぶことがある。大切な書類の近くで使うのは避けるのが鉄則だ。

 続いて、自分専用をどこまで押し通せるかという利用者の意志の問題だ。おそらく、職場のデスクから、この香りを漂わせれば、周囲の人からコーヒーのオーダーが入ることは間違いない。それが上司なら、忙しくても断り切れないかもしれない。職場で使えば、おそらく「パーソナル」とは言えないものとなりそうだ。


付属のダブルステンレスマグ。小振りだが、取っ手が持ちやすく、口あたりも良い
 とまあ、実用上の注意点はあるものの、製品としてはかなり便利だ。当初は「1杯じゃあ物足りなさそうだなあ」と感じたが、飲みたいときに入れた方がやはりおいしい。抽出量も最大160mlと、小さな缶コーヒーとほぼ同じ容量で、コーヒーを楽しむには適量だ。

 付属のダブルステンレスマグも、保温性が高く使いやすい。サイズとしては、小振りだが、取っ手が大きめで持ちやすく、口に当たる部分も飲みやすい形状で好ましい。

 なお、コーヒーのほかに紅茶を入れることもできるとのことだが、緑茶には適していないと取扱説明書には記載されている。また、フィルターの編み目の関係で、エスプレッソ用の粒の細かなコーヒー粉の利用にも適していないとのことだ。たしかに、コーヒーを飲み干したあとに、若干、粉が残る感じがするので、このあたりは注意したいところだ。


利用するコーヒー粉によっては、若干、粉が残る感じがある。あまり細かな粉の利用は避けた方がよさそうだ 使用後のフィルター。中身をゴミ箱などに捨てて、洗う必要がある。この手間が若干面倒だ

 フィルターの掃除が若干、面倒だが、それに見合う高い香りと美味しいコーヒーを作ることができる。デスクに1台、たしかにコレがあれば毎日の仕事も少しは楽しくなりそうだ。





URL
  ラッセルホブス
  http://www.oanda.co.jp/russell-hobbs/
  製品情報
  http://www.oanda.co.jp/russell-hobbs/10-10973.htm

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2007/08/10 00:01

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