 |
 |
記事検索 |
バックナンバー |
 |
||
|
||
【 2009/03/30 】 |
||
|
||
|
||
| ||
| ||
|
||
|
||
【 2009/03/27 】 |
||
|
||
|
||
| ||
| ||
|
||
|
||
【 2009/03/26 】 |
||
|
||
|
||
| ||
| ||
|
||
|
||
【 2009/03/25 】 |
||
|
||
|
||
| ||
| ||
|
||
|
||
【 2009/03/24 】 |
||
|
||
|
||
| ||
| ||
|
||
|
||
【 2009/03/23 】 |
||
|
||
|
||
| ||
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
家電製品ミニレビュー |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
～シンプルなパワーヘッド付紙パック式掃除機
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
Reported by
平澤 寿康
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
購入したのは、無印良品の「電気掃除機・ヨコ型(パワーヘッド付) M-V30A」(以下M-V30A)という製品。無印良品ネットストアで24,999円だった。 無印良品の家電製品は、大手家電メーカーの製造する製品がベースになっていることが多い。実際にM-V30Aも、東芝(東芝コンシューママーケティング)製である。しかし無印良品の家電製品は、OEM元メーカーが販売する製品にはないシンプルなデザインかつカラーリングが特徴となっており、独特の魅力がある。ちなみにM-V30Aと同じ仕様の製品は、東芝からは発売されておらず、無印良品オリジナルモデルとなっている。 M-V30Aは、流行のサイクロン方式の掃除機ではなく、昔ながらの紙パック式掃除機だ。筆者個人は、ゴミ捨てが面倒なサイクロン方式よりも紙パック式のほうが好み。確かに紙パック式掃除機には、ある程度使うと、吸引力が落ちるという欠点があるが、ゴミ捨ての簡単さは代え難い。また最近では、目詰まりしにくい紙パックを使用することによって、昔の製品ほど吸引力の低下に悩まされることもないようだ。 M-V30Aの特徴は、取り回しが楽なコンパクトなボディや、標準で添付されるパワーヘッドなどだ。ボディは卵形で非常にコンパクト。重量はホースや先端ブラシなど全て込みで4.6kg、本体のみでも3kgほどしかなく軽量だ。最近の高機能掃除機では大きく重いものも多いが、これなら力の弱い女性でも軽々扱えるだろう。
先端ブラシは、内部にモーターで回転するブラシが備えられたパワーヘッドだ。ゴム板がらせん状に取り付けられた回転ブラシが、じゅうたんの中などのチリもしっかりかき出してくれる。また、ヘッドとパイプのジョイント部分が横に約180度、縦に約90度回転するようになっており、狭い場所にも簡単にヘッドを滑り込ませられるように工夫されている。 本体がコンパクトなら、収納時のスタイルもコンパクトだ。本体を縦置きにして本体にパイプ部を固定すれば、狭いスペースにも楽に収納できる。また、ホースとパイプを分離することでさらにコンパクトに収納できるようにもなっており、高さの低い押し入れの下段にも余裕を持って収納可能だ。
とはいえ、これらは一般的な掃除機でも実現されているような機能ばかり。最近話題になっている高機能な掃除機と比較すると、拍子抜けするほどシンプルな製品だ。また、東芝製の紙パック式掃除機にほぼ標準的に搭載されている、紙パックを叩いて目詰まりを低減させる「ビシバシパック」機能も省かれている。もちろん、機能がシンプルでもしっかり掃除ができればいいし、もとより機能面やデザインのシンプルさが無印良品が扱う製品の特徴でもあるので、これといった特徴がないとしても当然かもしれない。 実際に使ってみた感覚は、やはり10年以上前の掃除機と比較すると格段に使いやすい印象だ。まず、パワーヘッドだからということもあるかもしれないが、とにかく楽に掃除できる。以前は両手でパイプを持っていないとしっかり掃除できなかったが、M-V30Aは片手で楽々扱える。 また、パワーヘッドのおかげで、ラグマットなどの掃除も非常に簡単になった。吸込仕事率は最大500Wと必要十分。個人的に、パワーが弱いと感じることは全くない。騒音は特別大きいわけではなく、強運転時でも一部のサイクロン方式の掃除機のようなうるささはない。強運転では夜の使用はちょっとためらわれるが、弱ならば使えるくらいの音量だ。
ところで、紙パック式掃除機で気になるのが排気のニオイ。これまで使っていた掃除機には強力な排気フィルターが付いておらず、排気のニオイが強烈で使用時には常に窓を開けていなければ耐えられないほどだった。それに比べM-V30Aではゴミパックを取り付ける部分に「排気清浄フィルター」が取り付けられており、前の掃除機に比べると排気のニオイは少くなるようだ。 しかし、全くニオイを感じないということはなく、使用中にはやはり、紙パック式掃除機特有のニオイがする。マニュアルには、「アレルゲットフィルター」と「ゼオライトフィルター」という2種類のフィルターに関する記述があるが、排気のニオイを気にならないレベルにまで低減してくれるわけではないようだ。そこで、紙パックを換えてみることにした。 M-V30Aで使用する紙パックは、無印良品で販売されている「M-VP5S」という専用紙パック(本体に付属しているもの)に加え、東芝が販売している「VPF-5」、「VPF-6」、「VPF-7」の3種類も利用可能。中でも、VPF-7は脱臭・抗菌効果が施されている。このVPF-7を取り付けて試してみることにした。
このようにM-V30Aは、掃除機としての基本性能は申し分なく、一般家庭で使用する上での不都合は全くない。機能面もシンプルで、誰でも戸惑うことなく使えるという意味でも十分にオススメできる。 いまどきの掃除機としては、特筆すべき特徴が少なく、同価格帯に大手メーカー製のより高機能な製品があることは確かだが、シンプルかつ白一色で非常に清潔なイメージのデザインを採用する製品はほかにはなく、この点に魅力を感じるなら購入して損はない。
■URL 無印良品(株式会社良品企画) http://www.muji.net/ 無印良品ネットストア http://www.muji.net/store/ 製品情報 http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4945247036954 掃除機 関連記事リンク集 http://kaden.watch.impress.co.jp/static/link/cleaner.htm
2007/05/23 00:00 - ページの先頭へ-
|
