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やじうまミニレビュー
オーム電機「曲がってやさしい測定名人 MT1921」

~先端部が“グニュッ"と曲がる電子体温計
Reported by 本誌:正藤 慶一

曲がってやさしい測定名人 MY CHECK MT1921
 体の調子がちょっとすぐれないときには、昔から体温計を使うようにしている。体温が普段よりも高めなら、風邪を引いたことがわかるし、たとえ熱がなくても、それなら別に原因があるということがわかる。病気を治すはじめの一歩として、重宝している。

 そんな体温計のほとんどが、体温を表示する液晶の辺りは太く厚みがあるのに、脇や舌の下に入れる先端部がかなり細くなっており、何だかポキッと折れてしまいそうで頼りなく感じる。脇や舌の下などの血管が集まる“急所”に使うものなので、何かあったら一大事だ。心配性の私は、いつもそんなことを心配しながら体温を測っている。

 そんな折、先端部に“安全対策”を施した体温計があることを知った。オーム電機の「曲がってやさしい測定名人 Mr. Check MT1921」だ。これはその名の通り、先端部が“グニュッ”と曲げられるという電子体温計だ。Amazon.co.jpでの販売価格は1,340円と、一般的な体温計とはさほど変わらない。さっそく、購入してみた。

 本体サイズは130×17.9×10.7mm(幅×奥行き×高さ)。商品の見た目は、液晶の辺りは太く厚みがあり、先端部は細い。つまり、いたって普通の電子式の体温計といったところだ。電池はボタン型のLR41を1個使用するが、購入時に本体内にセットされている。


見た目はよくある体温計と変わらない
電池は購入時にセットされている

先端部のグレーの部分が“グニュッ”と曲がる。通常では曲がらない部分が曲がるので、不思議な感じがする
 唯一違っている部分といえば、本体の先端部付近がグレーとなっているところ。この部分が、先ほど述べた「曲がる」部分となる。触ってみると、簡単に“グニュッ”と曲がる。普段では曲がらない部分なので、何か不思議な感じがする。ちなみに曲げられるのは45度までなので、調子に乗って曲げすぎないようにしよう。

 体温の計測方法は、一般的な体温計と同じ。液晶脇の電源ボタンを押して、先端部を脇、または舌の下に入れる。1分程度で「ピピピピッ」という音がして検温が完了する。

 普通の体温計と比較すると、体温計へ向けられる意識が減るので、計測中のストレスが減った感じがする。例えば、脇にセットした状態で寝っ転がり、寝返りをうったとしても、先端部がちょうど良い具合に曲がってくれるので、折れる心配がない。これが普通の体温計で寝ようものなら、本体が服や床につっかえて、“ポキッ”といってしまうことも考えられる。商品名の「曲がってやさしい」は、確かにその通りだった。

 舌の下で計測してみたところ、先端部のカーブが、舌の裏側にうまい具合に滑り込んでくれた。先端部は柔軟性のある素材を使用しているので、軽く噛めば、しっかりと固定できるのも嬉しい。

 また、服を着たままでも、脇にセットしやすいという利点もある。通常の体温計だと、先端部がつっかえてなかなか入らないが、本製品では、先が“グニュッ”と曲がってくれるので、服や体につっかえることなく、スルスルと入っていった。パッケージには携帯用に透明のケースも付属しているので、外出先などでちょっと計りたい時には、かなり使えそうだ。

 言ってしまえば、「体温計の先端が曲げられる」というアイデア一発の製品だが、使い方がグッと広がるのは驚いた。安全性を求める人はもちろん、そうでない人も、一度本製品を手にとって“グニュッ”を体験してみてほしい。


先端部が曲がることで、服を着たままでも、脇にセットしやすかった
透明のケースが付属する




URL
  株式会社オーム電機
  http://www.ohm-electric.co.jp/

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2007/04/26 00:00

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