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ナショナル「庫内のよごれとり N-P300」

~食洗機を洗う強力洗浄剤
Reported by 本誌:伊達 浩二

ナショナル「庫内のよごれとり N-P300」
 自宅に食器洗い乾燥機(食洗機)を入れてから、ほぼ半年になる。ナショナル(松下電器産業)の「NP-BM1」という機種で、初めて買った食洗機だ。

 しかし、半年しか使ってないにも関わらず、もう、これが無い生活は考えられないというぐらい依存してしまっている。知人にも勧めまくって3人も買わせてしまったぐらいだ。

 快調に使っている食洗機だが、最近、気になることがあった。それは、洗った後の庫内が、かすかに生ゴミ臭いことだ。もちろん、残滓フィルタなどは毎回洗っているのだが、なんとなく庫内が臭う。洗いたてのガラスのコップに水を入れた際にも、かすかに臭うような気がする。

 半ば気のせいのような気もするのだが、気になりだしたからにはすっきりさせたい。思い切って、食洗機の中を洗うことにした。食洗機の中のカゴなどは固定されていて外せない部分もあり、手洗いは面倒なので、専用の洗剤を使うことにした。

 今回使ったのは、ナショナルの食器洗い乾燥機専用庫内クリーナー「N-P300」で、パッケージには「庫内のよごれとり」と書かれている。メーカー希望小売価格は1,050円で、ヨドバシカメラでの購入価格は940円だった。

 N-P300の箱を見ると、製造元はユシロ化学工業だった。ここは金属加工油剤やビルメンテナンス製品などの業務用製品の会社で、松下ブランドの洗濯機の洗浄剤も、同じ製造元だ。“業務用”の流れを汲むと思うと、いかにも効きそうな気がする。パッケージには、黄色い粉末の袋が2つ入っている。1回分が1袋なので2回分だ。

 黄色い粉末については、「有機酸(95%)、ビタミンC」と書かれており、酸性の洗剤だ。おなじみの「まぜるな危険 酸性タイプ」という表記もある。


酸性の洗剤のため、パッケージには「まぜるな危険」の警告がある 製造元の欄には、業務用製品を取り扱うユシロ化学工業の名前があった

 使い方は簡単で、残滓フィルタを掃除し、食器を入れない状態で、食洗機を標準コースでスタートさせる。5分間運転したところで一時停止し、N-P300を食洗機の庫内に入れる。そこから運転を再開し、運転が終われば終了だという。

 指定では5分後に洗剤を入れることになっているが、ウチの食洗機は、電源を入れてから6分間は洗剤を霧化して浸透させる「除菌ミスト」というモードがあるので、それが終わって通常の「洗い」が始まってから入れることにした。入れ方については特に指示がなかったので、一カ所に置くのではなく、庫内のあちこちに撒いた。黄色い粉は、すこし酸っぱいような臭いがする。


庫内のあちこちに洗剤を撒いた
庫内に食器を入れずに洗浄する

 洗浄を再開させると、食器類が入っていないので、普段よりもお湯が勢いよく庫内の壁に当たっている。これだけでも、だいぶきれいになりそうだ。

 洗浄が終わって庫内をのぞいてみると、生ゴミ臭いにおいがなくなっている。壁面もくもりがなくなり、食器カゴが映りこむぐらいにきれいになった。これぐらいきれいになるのならば、1回分500円でも納得できる。

 食洗機の中は、常にお湯で洗浄されているので、だいたいきれいなのだが、それでもしばらく使っていると食べ物のカスなどで、なんとなく汚れてきてしまう。N-P300は、1箱で約千円と高めな印象だが、2回分使えることや、扱いが簡単なこと、効果がわかりやすいことなどの利点がある。庫内や、ガラスのコップの臭いが気になるようになったら、一度使ってみることをお勧めする。


洗浄前の庫内のようす
洗浄後は、壁面のくもりがない
壁面には食器カゴが映り込んでおり、庫内全体がきれいになっている様子がうかがえる




URL
  ナショナル(松下電器産業株式会社)
  http://national.jp/
  製品情報
  http://ctlg.national.jp/product/info.do?pg=04&hb=N-P300

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2007/03/15 00:00

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