無印良品、大人も持ちやすいシンプルデザインの防犯ブザー

タグツール 防犯ブザー TGA-08

　無印良品は、カバンなどに装着して持ち運びやすい防犯ブザー「タグツール 防犯ブザー TGA-08」を、12月17日に発売する。直販価格は1,500円(税込)。

　専用のシリコンケースに入れて持ち運ぶ「タグツール」シリーズの新製品。同シリーズはこれまでに、温湿度計や歩数計、LEDライト、方位磁石などを展開している。タグ付きのシリコンケースに入れて使うため、カバンやベルトなどに装着しやすく、持ち運びに適している。

　防犯ブザーは、一般的に推奨されている85dB以上の音が出るように設計。中央のボタンを押すと大音量のブザーが鳴り、ストップボタンですぐに止めることができる。ボタン部は数ミリくぼんでいるため、不用意に押す心配がないという。

専用のシリコンケースに入れて使用する

タグ付きでカバンなどに付けやすい。これまでに温湿度計やLEDライトなどを展開している

ボタン部は数ミリくぼんでいて不用意に押してしまわない

　本体サイズは、45×15×30mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約17g。電源は、ボタン型リチウム電池CR2032を1個使用する。電池寿命は約40分。

　シリコンケースは別売りで、価格は300円(税込)。カラーはホワイト、ブラック、ネイビー、レッド、イエローの5色を用意。

シリコンケースは別売り。ホワイト、ブラック、ネイビー、レッド、イエローの5色を用意

　同製品は、無印良品がユーザーとともに商品開発を行なうコミュニティーサイト「くらしの良品研究所 IDEA PARK」のプロジェクトで開発された。タグツールの新製品で欲しいものをユーザーに調査したところ、防犯ブザーが最も多かったことから製品化に至ったとしている。

　防犯ブザーのニーズにおいて、「子どものカバンに付けたい」という理由のほか、「子どもだけじゃなく、大人も使えるシンプルなものが欲しい」「大人がバッグに付けても違和感のないものが欲しい」という声も多かったという。