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ロボット掃除機によるホコリの舞い上がりには空気清浄機が有効~バルミューダ

ロボット掃除機を使うと室内にホコリが舞い上がり、その対策にバルミューダの空気清浄機「AirEngine」が有効だという

 バルミューダは、ロボット掃除機を使うと室内にホコリが舞い上がり、その対策に同社の空気清浄機「AirEngine」が有効だということを実証した。

 実験は、広さ60立方mのクリーンルームで行なわれたもので、室内でロボット掃除機を動かした場合の粉塵濃度の変化を測定した。測定位置は床上120cm1点、実験・測定は第三者機関の新日本空調株式会社によって行なわれた。測定機器はバーティカルカウンター(リオン社製)で、0.3/0.5/1/2/5μmまでの粒子を測定。

実験は広さ60立方mのクリーンルームで行なわれたもので、室内でロボット掃除機を動かした場合の粉塵濃度の変化を測定した。測定位置は床上120cm1点

 実験では、ロボット掃除機を30分動かした場合と、ロボット掃除機とAirEngineを同時に動かした場合の2パターンを測定した。

 その結果、ロボット掃除機の運転開始1分後には10,135だった空気中の粒子個数は、15分後には40,104になり、30分後には47,062という結果になった。また、ロボット掃除機停止後45分後の粒子個数は43,538だった。

 一方、AirEngineと併用した場合、1分後には535、15分後23,387、30分後18,970、ロボット掃除機停止後の45分後には6,235という結果になった。その際、AirEngineの運転モードはロボット掃除機稼働中は、最も強力な「JETクリーニングモード」、その後30分は「強モード」に設定している。

ロボット掃除機で30分掃除したとき + AE併用したときの、0.3μm以上の粒子個数遷移

 これらの実験結果から、ロボット掃除機は、使用中に粉じんを巻き上げてしまい、空気中の浮遊粒子状物質濃度が向上することが判明した。また、空気中に浮遊した粒子は、一度舞い上がると長時間浮遊し続けるため、ロボット掃除機停止後も粒子濃度の低下が小さい。

ロボット掃除機は、使用中に粉じんを巻き上げてしまい、空気中の浮遊粒子状物質濃度が向上することが判明した

 一方、AirEngineを併用した場合、空気中の浮遊粒子状物質濃度はAirEngineを使わない場合の約40%以下に抑えることができ、ロボット掃除機停止後は速やかに低減した。

 バルミューダでは、これらの結果から「ロボット掃除機は室内をきれいにするのに便利な製品ですが、AirEngineと併用することで、室内をよりきれいにできます。一緒に使うと便利な製品としておすすめします」としている。

阿部 夏子