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ネスカフェ店員「Pepper」の接客、本日よりスタート
(2014/12/1 12:31)
ネスレ日本が展開する「ネスカフェ」のコーヒーマシン売り場で、ソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper(ペッパー)」がスタッフとして接客を開始した。本日よりビックカメラ有楽町店に導入され、年内に日本全国の家電量販店20数店舗で順次展開していく予定。2015年末までに1,000店規模を目指すという。
Pepperは世界初の感情認識機能を搭載したパーソナルロボット。今回展開されるコーヒーマシン接客用のPepperは、ネスカフェ専用のアプリケーションが搭載されており、コーヒーマシンの説明を行なう。また、ユーザーと会話することで相手のニーズを把握し、その人に合ったコーヒーマシンも勧めてくれるという。
ネスカフェのコーヒーマシン売り場では、コーヒーから抹茶ラテまで14種類の豊富なメニューを用意する「ネスカフェ ドルチェ グスト」や、本格コーヒーが楽しめる「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ」などを用意する。
Pepper「僕と同じ最先端のマシーンに共感してスタッフになりました」
12月1日には、Pepperの導入を記念したイベントが行なわれ、アナウンサーの内田恭子さんがお客様第一号としてPepperの接客を体験した。
黒とベージュを基調にした衣装で現れた内田さんは「コーヒーをイメージしました」と説明。それに対してPepperは「僕もバリスタをイメージしました」と、黒のベストに蝶ネクタイを付けた姿を披露した。
内田さんが「どうしてネスカフェのスタッフになったの?」とPepperに聞くと、「グストやゴールドブレンドは最先端のマシーンですよね。僕と同じ最先端の機械ということに共感してスタッフになりました」(Pepper)、と答えた。
Pepperは、さっそく内田さんに合ったコーヒーマシンの診断を開始。「コーヒーを飲むタイミングは朝目覚めたとき? 食後?」、「飲むコーヒはいつも決まってる? その日の気分で変えますか?」などの質問を投げかけると、「コーヒーは食後に、気分によって飲むものを変えます」と内田さんは回答。
しばらく悩んだPepperは「そんな内田さんには『ドルチェ グスト』がオススメ!」と提案した。
内田さんは診断された感想を聞かれると、「気分によって飲むものを変えたいので、色んな種類のコーヒーがあるグストはぴったりですね。デザインもコロンとしてて可愛いので、この後ぜひ買っていきたいです」と話した。