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LEDバックライト技術を応用した看板照明器具

 シャープは、駅などに設置される内照式看板で使用するLED看板照明器具4機種の受注を2月1日から順次開始する。受注生産品で、価格はオープンプライス。

 通路などの屋内に設置されている、アクリル板の間に挟んだフィルムを中から照らす方式の看板照明器具。画面のサイズは60型と70型の2種類。フレーム一体型の製品とバックライトユニットのみの製品が用意される。

左がフレーム一体型、右がバックライトユニット
フレーム一体型はこのように開く

 液晶テレビで使用されているLEDバックライトの技術を応用し、明るく均一に看板を照らすという。照度は約2,000lx~6,000lxで調整可能で、フレーム一体型ではリモコンと本体のキーで、バックライトユニットでは基板上のボリュームで行なえる。

 また、消費電力を60型では49W、70型では67Wと低く抑えた。ユニットの厚さも43.6mm~55.5mmと薄くなっている。

 フレーム一体型では、設置したまま配線の点検ができる構造となっている。また、バックライトユニットは、ユーザーの設計に合わせて、調光基板の取り付け位置を変更できる。

伊達 浩二