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象印、置き場所を選ばない“蒸気レス”仕様の電気ケトル

CK-AU08 ホワイト(左) ボルドー(右)

 象印マホービンは、本体から蒸気が出ない“蒸気レス”仕様の電気ケトル2機種を、8月1日に発売する。希望小売価格は、容量1Lの「CK-AU10」が14,700円、容量0.8Lの「CK-AU08」が13,650円。

 蒸気を本体の外に出さない構造を採用した電気ケトル。内容器の底部とハンドル上部の内側に、2つの沸騰検知センサーを搭載することで、蒸気の発生を素早く検知し、蒸気をフタ内部で結露させ、蒸気を外に出さない構造とした。同社ではこの“蒸気レス”仕様について、安全性の向上に加え、レンジ台に置いても天板が結露で濡れないため、置き場所を選ばないメリットもあるとしている。

 このほかの安全設計では、本体が転倒しても湯が漏れにくい「転倒湯もれ防止構造」、給湯レバーから指を離すと、自動的にロックが掛かる「自動給湯ロック」、沸騰時や空だき時に自動でストップするセンサーなどを備える。また、本体は熱くなりにくいよう、ステンレス内容器と本体の二重構造としている。

 沸騰までの時間は、カップ1杯(140ml)が約65秒、満水1L時で約5分(CK-AU10の場合)。沸騰後にカルキ飛ばしを約2分半行なう「カルキとばしコース」、沸騰後1時間だけ、約90℃で保温する「1時間あったか保温」モードも用意される。沸騰完了をメロディで知らせることもできる。

写真は0.8Lタイプの「CK-AU08」ボルドー

 CK-AU10の本体サイズは230×145×205mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約1kg。消費で力は1,300Wで、待機時の消費電力は0W。本体カラーはホワイト、ボルドーの2色が用意される。

正藤 慶一