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東京都、住宅用太陽光発電に低利ローンを提供する「屋根ぢから」プロジェクト
(2013/2/27 12:57)
東京都は、住宅用太陽光発電システムの普及策として、低利ローンを提供する「屋根ぢから」プロジェクトを開始した。
東京都では、住宅用太陽光発電システムのコストについて、ソーラーパネルが4年間で約4割価格低下したこと(1kW当たり約72万円から約45万円)や国や都による補助/支援制度により大きく改善されたとしている。
しかし、都内には、太陽光発電を導入できる住宅がまだ多数存在しており、それを掘り起こすために、補助金に代わる新たな普及策として「屋根ぢから」プロジェクトを開始した。
最初のステップとして、ローンの提供を行なう金融機関の公募を3月15日まで行なう。今後、推奨プランの設定や相談窓口の開設などを準備し、5月にローンの提供を開始する。金融機関は法的に販売店調査を義務付けられているため、販売店の質の確保にも役立つとしている。
また、プロジェクトの公式キャラクターとして「やねぢからくん」を設定し、twitterなどでの情報発信を開始した。twitterのアカウントは「@yaneyane_tokyo」。
やねぢからくんは、おでこに太陽光パネルを搭載し、太陽の力を宿す力強い握りこぶしを持ち、屋根の底力を示すために語尾に「やね」を付けてしゃべる、などの特徴がある。