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パナソニック、収納量を検知して節電するエコナビ冷蔵庫

容量552Lの「トップユニット冷蔵庫 NR-FTF557」

 パナソニックは、収納量を検知して自動で節電する冷蔵庫「トップユニット冷蔵庫 NR-FTF557」「NR-FTF457」を2月中旬より発売する。価格はオープンプライス。容量552Lの「NR-FTF557」の店頭予想価格は18万円前後、容量451Lの「NR-FTF457」は15万円前後。

 センサーで運転状況を検知して自動で省エネ運転を行なう「エコナビ」搭載の冷蔵庫。新モデルでは、従来、上位機種にのみ搭載していた「収納量センサー」を新たに搭載した点が特徴。収納量センサーは、LEDライトとセンサーで、庫内の収納量を見分け、その量に応じて自動で節電するというもので、室内の収納量を見分ける機能を採用した冷蔵庫は“世界初”という。

 使い勝手の面では、ドアがフルに引き出せる「ワンダフルオープン」を野菜室と冷凍室に採用する。

 なお、今回発売する2モデルは、基本機能を充実させたモデルで、上位機種に搭載されている約マイナス1~3℃の微凍結で食材を新鮮に保存する「パーシャル」機能、除菌・消臭効果が期待できる同社独自のナノイーイオン放出機能、急速冷凍機能などは省略されている。

 容量552Lの「NR-FTF557」の本体サイズは685×729×1,818mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は93kg。各室の容量は、冷蔵室が276L、製氷室は15L、冷凍室上段が32L、下段が114L、野菜室は115L。本体カラーはシャンパン。

スリムタイプの3ドア冷蔵庫「NR-C37BM」。容量は365L。左から

 下位機種として、収納量センサーを省略したスリムタイプの3ドア冷蔵庫「NR-C37BM」と「NR-C32BM」も同時発売する。価格はオープンプライス。容量365L「NR-C37BM」の店頭予想価格は13万円前後、容量321L「NR-C32BM」は12万円前後。いずれも右開きと左開きが用意される。本体カラーは共通で、シャイニングシルバーとシャイニングピンクの2色。


阿部 夏子