東芝、消費電力を抑えて運転できるハイブリッド式加湿器

~11時間以上連続加湿できるスチームファン式も
KA-N70X

 東芝ホームアプライアンスは、消費電力を抑えて加湿できるハイブリッド式の加湿器「KA-N70X」を、9月16日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は23,000円前後。

 ヒーター式と気化式を組み合わせたハイブリッド式の加湿器。1時間当たりの最大加湿能力は約700mlで、パワフルな加湿ができるという。また、ヒーターを入れない送風加湿運転も可能。定格消費電力は300Wだが、送風加湿運転の場合、24Wに抑えて運転できるという。

 清潔面では、回転式の気化フィルターに、抗菌・防カビ加工を施したポリエステル素材を採用。水洗いで手入れでき、約10年使えるという。また、タンクやタンクキャップにも、抗菌素材を採用しているという。

 さらに、イオン機能として、同社独自の「ピコイオン」の放出機能も搭載。脱臭効果や、花粉・ダニの死骸などの働きを抑制する効果があるという。なお、冬の乾燥した環境でもイオンの発生量を安定させるため、給水タンクの水を使用して同イオンを放出するという。

 本体サイズは410×220×370mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約5.5kg。適用床面積は最大19畳まで。水タンク容量は約3.8L。オフタイマーは2/4/8時間で、オンタイマーは1/2/4時間。室温に合わせて快適な湿度を保つ「温度と湿度のWセンサー」も搭載する。

KA-N50X

 下位モデルとして、同じくハイブリッド式で、1時間当たりの最大加湿能力が約500mlの「KA-N50X」も、同時に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は17,000円前後。

 このほか、スチームファン式の加湿器の新製品「KA-N35X」「KA-N35」も、同時に発売する。両製品ともタンク容量が4Lと大きく、1回の給水で連続約11時間20分の運転ができるという。消費電力は310W。

 価格はいずれもオープンプライスで、店頭予想価格は「KA-N35X」が13,000円前後、「KA-N35」が9,000円前後。「KA-N35」ではピコイオンの放出機能とオンタイマーが省かれている。

KA-N35XKA-N35






(正藤 慶一)

2011年9月13日 17:47