象印、保温機能の付いた電気ケトル

CK-FSシリーズ

 象印マホービンは、沸騰後のお湯を約1時間保温できる電気ケトル「CK-FSシリーズ」2機種を、9月21日に発売する。希望小売価格は、容量800mlの「CK-FS08」が13,650円、容量1Lの「CK-FS10」が14,700円。

 カップ1杯分のお湯を約65秒で沸かせるマイコン式の電気ケトル。沸騰から約1時間、お湯を90℃以上に保つ「1時間あったか保温」機能を搭載した点が特徴。電源は1時間後に自動でOFFになる。同社では、食事中に家族がそれぞれお湯を使うときや、飲み物のおかわりを飲むときなど、短時間保温しておきたいときに適しているとしている。

 また、カルキ臭を除去する「カルキとばしコース」も搭載。コースを選択すると、沸騰後、約2分30秒でカルキを飛ばす。カルキの除去量は、従来モデルCK-EA10では約55%だったのに対し、CK-FS10では約75%まで向上したという。

 このほか、沸騰をメロディーで知らせる「沸とう完了お知らせメロディー」機能も備えた。

ハンドル部の操作ボタン

 湯沸かしや保温などの一連の操作は、ハンドル部のボタンで片手で操作する。

 内容器には、手入れしやすい広口設計と、汚れのつきにくいフッ素加工を採用した。また、内側のフッ素コーティングのカラーを従来のグレーから黒色に変更したことで、200mlごとの白線の水位目盛が見やすくなったという。

 使い勝手では、レバーを押す強さで湯量を調整することができる「レバー式の湯量調節」のほか、ステンレス内容器と本体が二重構造になった「熱くなりにくい本体設計」、マイコンによる「沸とう検知」「空だき防止」「自動電源OFF」、レバーから指を離すとロックがかかる「自動給湯ロック」などの安全設計を備える。

 CK‐FS08の本体サイズは230×145×205mm(幅×奥行×高さ)。重量は1kg。消費電力は最大1,300W。カラーはCK‐FS08、CK‐FS10それぞれクリアブラックとホワイトを揃える。

 象印マホービンではこのほか、保温機能を省略した電気ケトル「CK-FEシリーズ」3機種を、9月21日に発売する。希望小売価格は、容量600mlの「CK-FE06」が11,550円、容量800mlの「CK-FE08」が12,600円、容量1Lの「CK-FE10」が13,600円。

 「カルキとばしコース」を搭載し、沸騰後約2分30秒でカルキを飛ばす。

 カラーは、3機種ともにシャンパンゴールドとレッドの2色を揃えるほか、CK-FE08では、「若い女性に人気がある色」として、パステルカラーのレースピンクとエコグリーンも用意する。

シャンパンゴールドとレッドのほか、CK-FE08では、レースピンクとエコグリーンの4色が揃う





(小林 樹)

2011年9月7日 17:43