フィリップス、“お風呂シェービング”ができるシェーバー

アクアタッチプラス AT891

 フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、浴室で使えるシェーバー「アクアタッチプラス AT891」を、8月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は9,980円前後。

 浴室での使用に対応する電気シェーバー。同社の調査によると、電気シェーバーを用いた“お風呂シェービング”未経験者のうち、「試してみたい」と回答した男性が57.2%と半数以上を占め、さらに20代に限ると67%と高かったという。フィリップスでは、このニーズに応えるため、“お風呂シェービング”ができる現行製品「センソタッチ」シリーズに続いて、普及価格帯のアクアタッチシリーズを発売するとしている。

 本体はIPX7の防水基準をクリア。シェービングフォームとの併用も可能で、肌にやさしいシェービングができるという。また、シャワーを浴びながらヒゲが剃れるため、シェービング時間の短縮や、剃った後にシェーバーをすぐ洗うことで、手入れが簡単にできるというメリットもある。

 シェービング機能では、ヒゲを持ち上げてカットする、フィリップス独自のカット構造「スーパーリフト&カット」を採用。内刃が直接肌に当たりにくいため、深剃りと肌へのやさしさが両立できるという。また、さまざまな方向に生えたヒゲを捕らえるスリットと穴が空いた外刃「くせひげキャッチ外刃」や、もみあげなどの調整ができるトリマーも搭載される。

 本体サイズは57×76×160mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は180g。使用時の消費電力は約5.4Wで、充電時は約4W。充電時間は約1時間で、満充電で1日分使用した場合、約16日間使用できる。電源はリチウムイオン電池。本体カラーはシルバー。

「アクアタッチプラス AT891」の特徴

 下位モデルとして、トリマーが省かれ、くせひげキャッチ外刃がスリットのみのシェーバー「アクアタッチ AT754」も、同時に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は7,980円前後。本体カラーはブルー。

 また、スタンダードタイプのシェーバー「パワータッチ PT725」も、同時に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は6,980円前後。本体カラーはブラック。PT725は、従来モデル「HQ7300」と比べて、電池のスペックが最大で30%向上、1度の充電で長く使用できるという。

アクアタッチ PT754パワータッチ PT725






(正藤 慶一)

2011年8月1日 14:49