省エネルギーセンター、「家庭の省エネエキスパート検定」を12月から実施

　財団法人省エネルギーセンター(ECCJ)は、家庭の省エネを推進するための検定制度「家庭の省エネエキスパート検定」を、12月に実施すると発表した。

　この検定は、日常生活や企業などで省エネを積極的に進められる人材の発掘と育成を狙った制度。具体的には、「エネルギーの基礎と家庭の省エネ」「機器による省エネ」「住宅の省エネ」の3課目について試験を実施し、合格者を「家庭の省エネエキスパート」に認定する。

　家庭の省エネエキスパート検定の申込期間は、7月19日から9月20日まで。ECCJのホームページから申し込みできる。検定料は10,000円。検定日時は12月11日(日)の12時半から16時10分までで、検定会場は東京・名古屋・大阪・広島・福岡の5地域。

　また、2012年以降には「家庭の省エネエキスパート」の次のステップとして、家庭で具体的な省エネ診断・改善提案が実践的に行なえる「家庭の省エネ診断エキスパート(仮称)」の検定と研修も実施するという。

　ECCJは、経済産業省 資源エネルギー庁が所管する財団法人。エネルギーの適正な利用を推進し、省エネ技術や知識の普及啓発に努めることで、国民生活や産業活動の改善・向上に寄与することを目的としている。

家庭の省エネエキスパート検定、および省エネ診断エキスパート(仮称)研修の概要