セブンイレブン、LED照明と太陽光パネルで25%の節電計画

~ローソンもLED照明などを導入

 セブン-イレブン・ジャパンは、東京電力管内の店舗において、7月~9月において昨年比で約25%の節電を行なうと発表した。東京電力管内を中心に約6,000店舗で実施する。

 節電の方法は、店内照明や店頭看板のLED化、太陽光パネルの設置、省エネ型機器への入れ替えをはじめ、看板の消灯や温度設定の見直し、スマートセンサー導入による電気の見える化など、さまざまな方策が取られる。照明のLED化は約5,000店舗、太陽光パネルは約1,000店舗に導入される予定だ。

 東京電力管内のセブンイレブンの1店舗では、昨年7月~9月の実績で、1日あたり約480kWhを消費する。まず、LED化などの設備の入れ替えで約50kWh、看板の消灯や温度設定の見直しで約25kWh、スマートセンサーの設置で約50kWh、合計で昨年の消費電力の25%にあたる約125kWhの削減を見込んでいる。

節電のための実施項目と削減目標

 なお、同じコンビニエンスストアのローソンでも、今年度中に全国の全店舗約1万店にLED照明器具を導入すると発表した。これにより店内照明器具の約40%節電を行ない、ネオン看板の消灯や空調設定の見直しなどの節電手段と組み合わせて消費電力を20~25%削減するとしている。






(伊達 浩二)

2011年4月15日 00:00