パナソニック、省エネ長寿命の「スパイラルパルック」蛍光灯採用シーリングライト



 パナソニック電工は、省エネと長寿命で“業界No.1”を謳う蛍光灯「スパイラルパルック」を採用したシーリングライト「スパイラルパルックシーリングライト」4シリーズ38品番を、6月21日より順次発売する。希望小売価格は30,450~67,200円。

 全モデルで光源に、高周波点灯専用の蛍光灯「スパイラルパルック」を採用したシーリングライト。スパイラルパルックは、蛍光管を平面状に加工した「平面らせん加工」を特徴とする蛍光灯で、1W当たりの発光効率は最大124.3lm、寿命は約20,000時間となっており、同社では“省エネ性能No.1”、“業界No.1の長寿命”としている。また、丸形や環形蛍光灯とは違って器具中心部にも蛍光管があるため、器具の中心まで光る“面発光”が可能となる。

スパイラルパルック蛍光灯。蛍光管を平面状に加工した「平面らせん加工」が特徴スパイラルパルック蛍光灯を使用している際のシーリング。器具の中央部も光っている環形蛍光灯の場合、中心部が発光しないため、写真のように器具中心部にムラができてしまう

 シリーズは「AMBILUCE(アンビルーチェ)」、「フロートスタイル」、「スタンダード」、「和風スタンダード」の4つが用意される。

 アンビルーチェは、“天井と同化するような間接光”がテーマのシーリング。このうち「HJA9550」は、リビングの真ん中に“あかりだまり”が作れる点が特徴。間接光で天井面を照らしながら、器具中心部のレンズを通ったスポット光により、テーブルや手元周辺を照らせるようになっている。テーブル面の照度は約200lxで、白熱灯60形ダウンライトの明るさに相当するという。希望小売価格は61,950円。サイズは550×197mm(直径×高さ)。発売日は7月21日。

アンビルーチェのHJA9550。器具中央部に光を集め、スポット光が放てる点が特徴使用中のようす天井を照らす間接光と、リビングに“あかりだまり”を作るスポット光で部屋を照らす

 フロートスタイルは、天井を広く見せるコンパクトタイプながら、部屋全体を明るくすることを狙ったシリーズ。デザインはマッシュルームのような「HJA7501/9501」、タブレット型の「HJA7500/9500」、繊細なクリアフレームを用いた「HJA7502/9502」の3タイプ6牝馬が用意される。希望小売価格は37,800~50,400円。発売日は7月21日。

フロートスタイル。写真はマッシュルーム形デザインが特徴の「HJA7501」使用中のようす乳白カバーにより、天井が照らせる構造になっている

 スタンダードは洋室、和風スタンダードは和室に合わせやすいシーリング。希望小売価格は、スタンダードが30,450~50,400円(20品番)、和風スタンダードが34,650~67,200円(10品番)。発売日はいずれも6月21日。



(正藤 慶一)

2010年6月8日 00:00