東芝、E17口金のLED電球

~専用LEDモジュールで省エネ性能“業界トップ”

 東芝ライテックは、小型電球との置き換えを狙ったE17口金用のLED電球「E-CORE ミニクリプトン形3.4W」を、2月5日に発売する。電球色相当と昼白色相当が用意され、希望小売価格はいずれも4,830円。ラインナップの詳細は以下の表の通り。

E17口金用の「E-CORE ミニクリプトン3.4W」パッケージ

製品名E-CORE ミニクリプトン形 3.4W
型番LDA3L-E17LDA3N-E17
口金E17
光色電球色相当昼白色相当
色温度2,800K5,000K
全光束220lm290lm
最大光度56cd74cd
平均演色評価数Ra80Ra70
白熱電球と
比較した明るさ
全光束ミニクリプトン25W形相当
直下照度ミニクリプトン60W形と同等以上
調光器対応-
密閉器具対応
サイズ(直径×高さ)43×72mm
消費電力3.4W
定格寿命20,000時間
希望小売価格4,830円


 ダウンライトやブラケット、シーリングライトなどで採用されている小径のソケット「E17口金」に接続できるLED電球。小型電球との置き換えを狙っており、全光束はミニクリプトン電球25W相当(250lm)だが、直下照度はミニクリプトン電球60W形と同等以上の明るさを備えているという。

 また光源には、高密度実装の専用LEDモジュールを採用することで、省エネ性能も向上。消費電力は3.4W、発光効率(消費電力1W当たりの明るさ)は昼白色相当が85.3lm、電球色相当が64.7lmで、E17口金のLED電球において、業界トップの高い省エネ性能を備えているという。定格寿命の20,000時間を使用した場合、小型電球と比べて1灯当たりの電気代を約8,184円節約、CO2排出量を約145kg削減できるという。

小型電球と同じ「PS形」に近い形状となっている
 サイズについては、発光効率の向上と電源回路の小型化により、E17口金の小型電球で普及している「PS形」に近い形状を実現しているという。

 小型電球との置き換えを狙ったE17口金のLED電球は、現在のところパナソニックの「EVERLEDS(エバーレッズ)」が発売中で、2月26日にシャープが調光に対応したE17口金のLED電球を発売する予定となっている。



(正藤 慶一)

2010年1月25日 16:14