セイコー、深澤直人氏監修の小型目覚まし時計


 セイコークロックは、プロダクトデザイナーの深澤直人氏が監修した小型目覚まし時計「QK730」を11月中旬より発売する。希望小売価格は4,725円。

QK730

 同社が2002年よりスタートした、深澤直人氏がデザインディレクターを務める「セイコーパワーデザインプロジェクト」で企画された製品。QK730は「TOKYOをテーマにデザインワークをすすめた」という製品で「単純ながら力強さを備えた東京らしい雰囲気」をイメージしたという。

 本体サイズは57×38×58mm(幅×奥行き×高さ)で、手の中に収まるコンパクトサイズ。製品に対して親近感を演出するために本体の外装は、肌触りのいいシリコンゴムを採用している。文字盤のデザインは、目盛りをドットで表し、時針と、秒針は本体枠と同色とした。全体をシャープにしすぎないデザインとし、認視性も高いとする。

 本体のカラーラインナップは茶、黒、青、灰、朱の5色。インテリアに合わせやすい「日本の伝統色」を参考にして選んだという。

 時計の機能ではアラーム機能を備える。電源はアルカリボタン電池LR44で電池寿命は約1年。本体は壁掛けにも対応する。

本体カラーは日本の伝統色を参考にした5色を揃える。上から茶、青、灰、朱、黒本体は置いて使うほか、壁掛けにも対応する


【お詫びと訂正】
初出時、深澤直人氏が本製品をデザインしたと表記しておりましたが、正しくは「デザイン監修」でした。また、品番にも誤りがありました。訂正してお詫びさせていただきます。






(阿部 夏子)

2009年11月11日 14:52