ニュース

PM2.5を効果的に捕集する、天井埋込み形の空気清浄機

天井埋込形空気清浄機

 パナソニックは、天井埋込み形の空気清浄機「F-PML40」など4機種を、2015年4月1日に発売する。希望小売価格は、68,400~95,000円(税抜・工事費別)。

 天井埋込み形で、3方向の吹き出し口を備えた空気清浄機。付属のリモコンで操作する。適用床面積は、「F-PML40」が約20畳、「F-PML20」が約10畳。

 吹き出し口を3方向に設けたことで、広範囲へ清浄した空気を送風できるという。付属の風向調節板で左右いずれの向きでも設置でき、室内の空気を効果的に清浄する。

レイアウトフリーでどの向きでも設置できる

 機能面では、微細な粒子を検知できる「高感度ハウスダストセンサー」と、2.5um以下の粒子の量を見極める同社独自の「PM2.5解析プログラム」を搭載し、PM2.5の質量濃度を高精度に判定する。濃度が高いときは風量を高めて吸引し、効率よく空気を清浄する。

PM2.5の質量濃度を高精度に判定

 集じんフィルターには、0.3umの粒子を99.97%以上捕集できるHEPAフィルターを採用。脱臭フィルターは、活性炭の穴がニオイのもとを吸着する。また、プレフィルターは本体吸込口に設置しており、ルーパーを外さずに掃除ができる。いずれのフィルターも、10年間交換の必要がないという。

 このほか、PM2.5などに含まれる有害物質とされる芳香族カルボン酸・アルカンを分解する独自の「ナノイー」技術や、空気の汚れを学習して無駄な運転を省く「エコナビ」、レンジフードの運転状況に合わせて自動で風量が変わる「レンジフード連動運転」などの機能も搭載する。

 下位モデルの「F-PLL40/20」は、「PM2.5解析プログラム」や「エコナビ」、「レンジフード連動運転」などの機能が省略されている。適用床面積は、「F-PLL40」が約20畳、「F-PLL20」が約10畳。

西村 夢音