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ハイアールアジアインターナショナル、大阪と東京の両本社制に

ハイアールアジアインターナショナルが入居する明治安田生命ビル

 ハイアールアジアインターナショナルは、8月1日より、東京都千代田区丸の内2-1-1 明治安田生命ビル10階に東京本社を開設することを発表した。今後は従来の大阪本社と併せて両本社制に移行するという。

 ハイアールアジアインターナショナルは、日本を含むアジア地域の統括本社として、ハイアールグループが2012年1月5日に設立したもので、日本並びにアジア地域向けの商品開発及び、販売を行なっている。現在日本では、高付加価値製品を扱う「AQUA」と、スタンダードでベーシックなエントリーモデルを扱う「Haier」のダブルブランドで展開しているほか、家電ブランドamadanaとの戦略的パートナーシップも締結している。

 東京本社は、日本およびASEAN地域を統括するアジア地域統括本社としてグローバル展開をさらに強化・加速するための戦略立案・実行、情報収集・発信、新規事業開発、グローバルで活躍できる人材の確保などを推進するために開設された。大阪本社でも行なっている経営企画、マーケティング、広報、人事総務、財務、法務、ITなどの業務も東京本社で行なっていくという。

 同社では、「アジアを代表する会社」の実現、「アジアを代表するブランド」の構築、「アジアを代表する人材」の育成・輩出を目指していくという。

 なお、登記上の本店所在地(大阪)、及び大阪本社の機能に変更はない。また東京都内にある同社の既存拠点についても、変更はなく、従来通りの拠点で業務を行なう。

阿部 夏子