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有機ELを使用したオフィス向けデスクライトの実証実験

共同開発されたデスクライト

 大成建設、岡村製作所、三菱重工業の3社は、有機ELパネルを使用したオフィス向けデスクライトを共同開発した。大成建設が横浜市の技術センターに建設する「ZEB(ネットゼロエネルギービル)実証棟」に導入し、実証実験を行なう。

 開発されたデスクライトは、三菱重工業のグループ会社であるLumiotecが開発した、有機ELパネルを使用し、大成建設が提供した明るさ感と省エネを両立させる室内照明のコンセプトにもとづき、岡村製作所により設計製造された。

有機ELパネル部分

 Lumiotecの有機ELパネルは、インライン式量産成膜装置により製造されたもので、オフィスでの使用に必要な明るさと寿命、演色性を兼ね備えた世界最高水準の性能を持つとしている。

 デスクライトのデザインは、有機EL照明の特徴の1つであるスリムさを活かしたもので、デスク設置タイプとパーテーション設置タイプの2種類が用意される。

 今回の実証実験では、有機ELデスクライト単体ではなく、自然光や天井照明、間接照明と統合的にデザインした照明システムについて、「省エネルギー効果」「眩しさ感の低減」「室内空間全体の明るさ感」などの実証と評価を行なう。

(伊達 浩二)