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世界初、家庭用燃料電池エネファームにマンション用が登場

マンション開放廊下側パイプシャフトに設置される

 東京ガスとパナソニックは、世界初となるマンション向けのエネファームを共同開発し、2014年4月1日に発売する。価格はオープンプライス。すでに、総合地所および東急不動産が供給する、分譲マンション2物件456戸への採用が決まっている。

 エネファームの愛称で呼ばれる家庭用燃料電池は、これまで設置面積などの問題で、一戸建て用のみとなっていた。東京ガスとパナソニックは、機器の気密性や耐震性の向上、高層階で吹く強風への対応などの改良を行ない、マンション用の機器を開発した。両社では、マンション用のエネファームは、世界初の製品としている。

 マンション用エネファームは、マンションの開放廊下側(片方が部屋で片方が外に開いている廊下)のパイプシャフト(水道や電気などの配管が通っている部分)内に主要部品が設置される。燃料電池ユニット、貯湯ユニット、バックアップ熱電源の3つのユニットを、1つのパイプシャフトに置くことも、複数のパイプシャフトに分散することもできる。

パイプシャフトの扉を閉じた状態
パイプシャフトの扉を開いた状態

 今回発表された製品の発電出力は200W〜750W。総合効率は95.0%(LHV)、85.8%(HHV)。貯湯タンク容量は147L。無償メンテナンスサポートは10年間。

【10月21日追記】初出時に写真の位置が入れ替わっておりましたので、修正いたしました。

(伊達 浩二)