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ヤマハ、荷物が多くても安定して乗れる三輪の電動アシスト自転車「PAS ワゴン」

 ヤマハ発動機は、三輪タイプの電動アシスト自転車「PAS ワゴン」を10月30日より発売する。希望小売価格は195,000円。

PAS ワゴン アクアブルー
シャンパンゴールド

 PAS ワゴンは、二輪の自転車が苦手な人や、低速で走る人向けの三輪タイプの電動アシスト自転車シリーズで、同社は1996年より発売している。車輪には、前輪に18インチタイヤ、両後輪に16インチタイヤを採用し、安定して走行しやすいという。

 後部には、最大積載量17kgのリヤバスケット、前部に3kgのフロントバスケットを備え、多くの荷物を運べる。

 バッテリーは、大容量12.8Ahリチウムイオンバッテリーを採用し、従来比1.37倍の67kmの長距離走行が可能になった。また、急速充電器を採用したことで、充電時間は通常の充電器で約6.5時間かかるところを、約3.5時間に短縮した。

 さらにアシスト機能には、走行速度、ペダルを踏み込む力、ペダルの回転数の3点を検知して最適なアシストを行なう「トリプルセンサーシステム」を採用している。

 ハンドルの操作ボタンには、バッテリー残量とスピード、残りのアシスト走行距離を表示する「3ファンクションメーター」を採用する。

急速充電器の採用で、充電時間を短縮した
スピードや残りのアシスト走行距離を表示する、3ファンクションメーター

 本体サイズは580×1,665mm(全幅×全長)。本体重量は30kg。本体には1WのホワイトLEDランプを2灯搭載する。1充電あたりの走行距離は、アシスト「強」モードで49km、「標準」モードで58km、「オートエコモードプラス」で67km。カラーはアクアブルーとシャンパンゴールド。

小林 樹