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テンピュール、“無重力睡眠”できる電動リクライニングベッド
~山口もえさん「この心地良さは体感した人にしかわからない」
(2013/6/12 00:00)
テンピュール・ジャパンは、「無重力睡眠」できる電動リクライニングベッドシリーズ「テンピュール New Zero-Gベッドシステム」を9月より発売する。マットレスを除いたベッドのみの販売予定価格はシングルで199,500円、セミダブルで220,500円、ダブルで241,500円。
リモコンでベッドの角度を変えられる電動リクライニングベッド。睡眠時の姿勢を「Zero-G(ゼロジー) ポジション」に変えることで、ストレスを最も感じない快適な眠り「無重力睡眠」が得られる点が特徴。Zero-Gポジションとは、宇宙空間で眠るように、体に重力を感じさせない睡眠姿勢のことで、頭部が15度、脚部が38度上がった状態になり、母親のおなかの中にいる胎児の姿勢に近いという。
従来モデル「Zero-G400」からの変更点として、新たにOKIN社製の高水準モーターを頭部と脚部それぞれに1個ずつ搭載。これにより、リクライニング時の運転音を抑えた。また、モーターの回転数を制御してベッドの角度を調節するため、より安定してZero-Gポジションを形成できるようになった。このほか、待機電力は0.5W以下に抑えた。
操作は付属のリモコンから行なうが、オプションとして、スマートフォンやタブレット端末で本体のリクライニングやバイブレーションを操作できる機能も追加した。本体と携帯端末はBluetooth通信で連携する。Bluetooth通信用のアダプターは別売りで、10,000円前後になる見込み。
機能面では、リクライニング機能のほかに、マッサージ効果のあるバイブレーション機能を搭載する。
なお「無重力睡眠」を味わうには、別売りの同社製マットレスとセットで使う必要がある。同社のマットレスは、コイルを用いない低反発のウレタン素材を採用し、体圧を分散して、身体のラインに馴染む点が特徴。マットレスのタイプは、「やわらかめ/かため/動きやすい」の3種類から選べる。希望小売価格は157,500~388,500円。
テンピュール・ジャパンの吉永寛子セールス/マーケティングマネージャーによると、日本人の5人に1人が十分な睡眠を取れておらず、睡眠関連商品の市場は年々拡大しているという。今回スマートフォンやタブレット端末などモバイル機器に対応するオプション機能を追加したことで、「高機能ベッドの市場を変えていく」と意気込む。
山口もえさんが「無重力睡眠」を体験
会場ではタレントの山口もえさんが登場。いつも寝付きがよく、「どんなベッドでも3分で眠りに落ちる」と話す山口さんだが、実際にNew Zero-Gベッドシステムで「無重力睡眠」を体験。
「私の体の曲線に合わせて、マットレスが沈んでいる感じがする。柔らかくて、圧力がどこも均等にかかっていて、身体が楽」と感覚をレポートした。さらに山口さんが手元のリモコンで「ゼロG」ボタンを押すと、ベッドがZero-Gポジションに変形。「この心地良さは体感した人にしかわからないかな。すごく心地よくて、眠くなります」と評価した。
早稲田大学スポーツ科学学術院の有竹清夏助教は、「睡眠環境を整えることで、短い睡眠時間でもしっかりと休養できる」とアドバイス。「自分に合った高さの枕や掛け布団、マットレスを選ぶことが大切。寝具売り場には自分に合う枕の高さを測る機械があるので、是非試してみて」と説明した。
最後にマジシャンのKiLaさんが登場。山口もえさんをベッドごと数十cm床から“空中浮遊”させて、会場を盛り上げた。