パナソニック、電池容量が従来より約7%アップしたモバイルバッテリー

　パナソニックは、電池容量が従来よりもアップしたモバイルバッテリー「USBモバイル電源」6機種を、6月26日に発売する。価格はすべてオープンプライス。

　ラインナップは、ワイヤレス充電の標準規格「Qi(チー)」に対応した機種が3製品、非対応機種が3製品。

　Qi対応機種の店頭予想価格は、容量2,900mAhの「QE-PL103」が4,200円前後、5,800mAhの「QE-PL203」が5,900円前後、8,700mAhの「QE-PL302」が8,500円前後。

　非対応機種は、2,420mAhの「QE-QL104」が3,500円前後、2,900mAhの「QE-QL103」が3,700円前後、5,800mAhの「QE-QL202」が5,300円前後。

新発売するモバイルバッテリー「USBモバイル電源」

専用パッドに置くだけで充電できる「Qi」に対応した製品も3機種用意される

　パナソニックが展開するモバイルバッテリー「USBモバイル電源」の新シリーズ。同社の調べによると、スマートフォン保有者の約65%が、機器に内蔵されているバッテリーの駆動時間に不安を感じているという。そこで新製品では、1度でより多く給電できるよう、従来品に比べ電池容量を約7%引き上げた新しいリチウムイオン電池を搭載した。

　従来モデルの「QW-QL201」「QE-PL202」(容量5,400mAh)の場合、容量1,400mAhのスマートフォンを約2回フル充電できたが、新製品の「QE-QL202」「QE-PL302」(容量5,800mAh)の場合は、約2.5回フル充電できるという。

　さらに、内蔵電池温度を適切に管理することで、給電時に発生する温度上昇を抑制。また、スマートフォンなどモバイル端末の急速充電も可能で、パソコンのUSB充電に比べ、電池切れ時のスピーディーな給電ができるという。

　また、QE-PL103/QE-PL203/QE-QL103/QE-QL202では、USB A-Micro USBのコードが直付けになった、USBコードアタッチメントも付属。バッグなどにも収納しやすいよう、アタッチメントにはコードが巻きつけられる仕様になっている。

容量が5,800mAhの「QE-PL203」。左側に付いているのが、USBコードアタッチメント

アタッチメントにはMicro USBのコードが付いており、スマートフォンに接続して給電する

スマートフォンを充電しているところ

片手でも持てる

出力ポートが2口ある場合、残った1つのUSBポートも利用できる

モバイルバッテリー本体の充電にも利用できる

　新デザインとして、厚さ約11mmの薄型カードサイズの「QE-QL104」(2,420mAh)を、ラインナップに追加した。上着のポケットに入れて携行したり、スマートフォンと一緒に持ち歩けるという。

薄型カードサイズの「QE-QL104」

名刺ケースとほぼ同じサイズ

QE-QL104で充電しているところ

重ねて片手で持てる。

　なお従来から展開されている、容量10,260mAhのタブレット向けモデル「QE-QL301」、及び容量1,430mAhの小容量モデル「QE-QL102」、乾電池型の充電池2本を利用する「QE-QV201」については、継続して発売される。