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関西電力と九州電力、5月1日に電気料金を値上げ
~関電9.75%、九電6.23%の値上げが確定
(2013/4/2 15:01)
関西電力と九州電力は2日、経産省から受けた査定指示に従って値上げの申請内容を修正して再申請を行ない、認可を受けた。これにより、両社の電気料金値上げが5月1日で確定した。
家庭向けの規制部門における値上げ幅は、関西電力が9.75%、九州電力が6.23%となった。企業向けの自由化部門の値上げ幅は、17.26%と11.94%になる。
関西電力
関西電力では、電気の使用量によって3段階に分けられている料金のうち、第1段階の値上げ幅を抑え、第2段階、第3段階の順に値上げ幅を大きくしている。これにより、電気の使用量が多くなるほど、値上げ幅も大きくなっている。
一般的な「従量電灯A」契約の場合、毎月の使用量が100kWhの場合の値上げ幅は4.34%、平均的な300kWhでは6.68%、600kWhになると11.96%の値上げ幅となる。
また、ピークシフト制度を含む「はぴeタイム」料金において、夜間蓄熱式機器の保有を前提条件から外して加入しやすくしたり、オール電化住宅を優遇する「はぴeプラン」を2015年3月で新規加入を終了するなどの見直しも行なう。