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パナソニック、「青空」と「夕暮れ」の光で目覚めとリラックスを演出するLEDシーリングライト

〜色温度は9,000Kと2,000K。文字を際立たせる“勉強の光”も

 パナソニックは、色温度9,000Kと2,000Kの光で「すっきり」「くつろぎ」の光を演出するLEDシーリングライト「EVERLEDS(エバーレッズ) LEDシーリングライト HH-LC712A/HH-LC512A」を、2月20日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は12畳用のHH-LC712Aが65,000円前後、8畳用のHH-LC512Aが55,000円前後。

「青空」の青い光で爽やかな目覚め、「夕暮れ」のオレンジの明かりでリラックス

 光源にLEDを採用した天井直付型の照明器具。従来モデルと同様、調光・調色に対応しており、調色は2,700K(電球色)〜6,500K(昼光色)まで調節できる。また、天井面を照らす間接光も、器具の天井側に搭載されている。

昼光色の明かりのようす。色温度は6,500K
電球色の明かりに設定したところ。色温度は2,700K。2,700K〜6,500Kの範囲内では自由に調色できる
光色の調節範囲。2,700K〜6,500Kの調色とは別に、9,000Kのすっきりのあかり、2,000Kのくつろぎのあかりが用意されている、

 新製品では、従来モデルよりもさわやかで清々しい雰囲気を演出する「すっきりのあかり」と、就寝前の落ち着いた雰囲気を演出する「くつろぎのあかり」を新たに搭載した点が特徴となる。

 「すっきりのあかり」は、快晴の青空をイメージし、間接光で色温度9,000Kの青い光を放つ点が特徴。清々しく爽やかな気分になるため、朝の目覚め時やリフレッシュしたい時にお勧めという。

 「くつろぎのあかり」は“夕暮れの空”をテーマとした光で、間接光で色温度2,000Kのオレンジ色のLEDを点灯する。これにより、部屋のくつろぎ感が高まり、家族とリラックスしたい時にお勧めという。また、本体中心部の光「センター光」を消し、間接光のみとすることで、より落ち着いた雰囲気になるため、就寝前のひと時に向くという。

「すっきりのあかり」に設定したところ。直接光は6,500Kだが、間接光が9,000Kの青い光を放っている
「くつろぎのあかり」のようす。中央の「センター光」は2,700Kだが、天井面を照らすオレンジの間接光が2,000K
センター光を消して、2,000Kの光だけの間接光にすることも可能
すっきりのあかりを実際に使っているところ。目覚めやリフレッシュしたい時に使用する
くつろぎのあかりを実際に使っているところ(センター光あり)
くつろぎのあかりをセンター光なしで使っているところ。就寝前に使用するのが良いという
カバーを取り外した状態で、すっきりのあかりを点灯したところ
側面を見ると、青い光が放たれていることが分かる
カバーを取り外し、くつろぎのあかり・センター光ありの状態で点灯したところ
こちらはセンター光なしの状態。調光も可能

 パナソニックでは、この「すっきり」「くつろぎ」の光が与える効果について、心理的な変化を解析する「心理解析」、および脳波の変化を解析する「生理解析」の2種類の実験で指標化する「感性指標化技術」を行なった。この結果、すっきりのあかりは、昼光色の明かりよりも覚醒感や快適感が高まり、くつろぎのあかりは、電球色の明かりよりも快適感が高まり、くつろいだ気分になることが実証されたという。また、くつろぎのあかりは、センター光を消すと、電球色と比べて覚醒度が低くなり、落ち着いた気分になったという。実験参加者は照明に興味がある30〜60代の男女16名。

パナソニックでは、「すっきり」「くつろぎ」の光が与える効果について、心理解析・生理解析の2通りによる効果実験を行なった
すっきりのあかりでは、通常の昼光色の明かりよりも、脳の快適感・覚醒感が増した結果になった
くつろぎのあかり・センター光ありの実験結果。電球色よりも快適感が高まっている
くつろぎのあかり・センター光なしの実験結果。覚醒感がぐんと落ちており、就寝前のひと時を過ごすにはピッタリの実験結果となった

 明かりのパターンにはさらに、文字が見やすい色温度6,200Kの光を放つ「勉強のあかり」も搭載。普段の明かりよりも10%明るいため、文字の白黒のコントラスト感が向上し、文字が読みやすいという。このほか、テレビ背面の壁面だけを照らす「シアターのあかり」も備える。

 自動調光機能では、部屋の明るさを検知して、外光が十分に届いている昼間には自動で明るさを抑える「エコナビ」機能、時間に応じて光色を「すっきり〜普段〜くつろぎ」に変化する「おまかせモード」も備える。おまかせモード使用時には、自動でエコナビモードも機能する仕様になっている。

 HH-LC712Aの本体サイズは670×125mm(直径×高さ)で、重量は4.6kg。全光束は5,350lm。消費電力は61W。固有エネルギー消費効率は87.7lm/W。平均演色評価数はRa85。

文字を際立たせる6,200Kの「勉強のあかり」も用意されている
自動調光機能「エコナビ」も用意されている
同梱されるリモコン。「くつろぎ」「すっきり」ボタンは調色ボタンとは別に用意されている
テレビの裏側の壁面だけを照らす間接光「シアターのあかり」も備えている
本体内部のLED素子

 ラインナップとしては、カバーの中央が出っ張ったデザインの「HH-LC711A」(12畳向け)と「HH-LC511A」(8畳向け)も、同時に発売する。基本的な性能はHH-LC712A/HH-LC512Aと同じ。価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格は順に65,000円前後、55,000円前後。

カバー中央部が出っ張ったデザインの「HH-LC711A/HH-LC511A」も用意される
「HH-LC712A/HH-LC512A」では、中央部はなだらか

ストック需要は1億7千万台。LEDシーリングライトはまだまだ普及する

パナソニック アプライアンスマーケティングジャパン 原昭一郎本部長

 パナソニック アプライアンスマーケティングジャパン 原昭一郎本部長は、LEDシーリングライト市場について「2012年に爆発的に普及したが、1億7千万台あるとされる既存のストックの中では、普及率はまだ3%。今後はますます普及が加速する」と、膨大なストック需要があることを明らかにした。そのうえで2013年の販売目標として、2012年の154万台の30%増となる200万台を目指していることを明言した。

関西学院大学 理工学部 感性情報学 長田典子教授

 発表会には、本製品の感性指標化技術についてパナソニックと共同研究を行なった、関西学院大学 理工学部 感性情報学の長田典子教授が登壇。長田教授は、実験結果について「妥当な結果。(すっきりのあかりなど)ブルー系の明かりは眠気を覚ましたり、集中力を高める、気分を落ち着かせる効果がある。くつろぎのあかりでは、配光の影響でもくつろぎ感がアップしていることが検証できている。これらの効果が、共通したものさしで評価できている点も意義がある」と評価した。

 長田教授はまた、実際に自宅で新製品を使用しているとのこと。使用感について「(すっきりのあかりは)夫も目が覚めるなぁと言っており、カラダのリズムを調えるような働きもあるのでは。また勉強のあかりも文字が本当にはっきり見えて、娘たちも『この明かり好き』と言っています」と紹介した。

 原本部長は、パナソニックの組織の変更も発表。これまでは、生活家電を扱う「アプライアンス」部門と、デジタル家電を扱う「デジタルAVC」部門に分かれて展開していたが、2013年はこれを統合した「コンシューマーマーケティング ジャパン本部」にまとめるとした。

 「大変厳しい経営状況にあるが、お客様に喜んでいただく新しい商品を送り出すことで、元気に復活に取り組んで参ります」(原本部長)

パナソニックにおけるLEDシーリングライトの2013年の販売目標は、2012年より30%増となる200万台
パナソニックはこれまで生活家電とAV家電が異なる部門だった
2013年は、生活家電とAV家電をまとめて扱う「コンシューマーマーケティングジャパン本部」が発足した

(正藤 慶一)