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LIXIL、スマホがリモコンになるタンクレストイレ

~プラズマクラスター除菌機能も搭載

新SATIS(左からG/S/Eタイプ)

 LIXIL(リクシル)はタンクレストイレ「SATIS(サティス)」シリーズを一新し、2013年2月1日より順次発売する。

 新SATISには、G/S/Eの3タイプが用意される。Gは新洗浄機能「すみずみウォッシュ」を搭載した上位機種。Sはシャープのプラズマクラスター技術を利用した「鉢内除菌」機能を搭載した中位機種。Eは普及機種となる。

 各タイプの希望小売価格は、Gが295,050円、Sが278,250円、Eが199,500円から。

 最大の特徴は、GタイプとSタイプの最上位機種に搭載されるスマートフォン連携機能。2013年1月に公開が予定されているAndroid OS 2.3/4.0以降対応アプリ「My SATIS」を利用する。

 My SATISを利用してスマホがトイレとBluetoothで通信することで、スマホをリモコンとして利用できる。また、シャワートイレの個人設定の保存や音楽再生機能、シャワートイレの電気代や水道代の確認などができる。

 さらに、排便記録を管理する「トイレ日記」機能もあり、回数や形状、色、健康状態などをスマホ上に記録できる。

トイレの前に立ったときのリモコン画面
トイレに座ったときのリモコン画面
水道代や電気代の確認画面
排便記録ができる「トイレ日記」

 Gタイプに搭載されている「すみずみウォッシュ」機能は、強い水流を生み出す「パワードライブユニット」や「新・便器鉢」の採用により、静かさを保ちながら強力に汚れを洗い流すとしている。1回の使用水量は4L。

 SタイプとGタイプに搭載される「鉢内除菌」は、プラズマクラスターイオンを便器の鉢内に放出することで、便器内や便座裏を除菌する。染み付いた匂いの脱臭効果もあるという。

 SATISシリーズ共通の特徴として、便器と便座の隙間を掃除しやすい「お掃除リフトアップ」、便座に継ぎ目のない「キレイ便座」、ノズルの汚れをシャットアウトする「ノズルシャッター」などの機能を搭載している。

赤丸の部分が強い水流を生み出す「パワードライブユニット」
便器内にプラズマクラスターイオンを放出する「鉢内除菌」
便座の裏が掃除しやすい「お掃除リフトアップ」

伊達 浩二