サンワサプライ、接続機器の消費電力がWebで確認できる電源タップ

~スマホでリモート電源OFFも可能
TAP-TSTUP121

 サンワサプライは、電化製品の消費電力がWebで監視できる電源タップ「 Navi-Ene Tap(ナビエネタップ) TAP-TSTUP121」を発売した。価格はオープンプライスで、直販価格は29,800円。

 Navi-Ene Tapは、株式会社ユビキタスが開発した、無線LANを搭載した電源タップ。コンセントに接続した機器ごとの電気使用量を測定し、専用のクラウドサービスにデータを蓄積、インターネット経由で各機器の消費電力量が確認できる。測定周期は1分。

 また、スマートフォンやタブレット端末などのモバイル機器を使うことで、電源をOFFにするなどの遠隔操作もできる。電気用品安全法に対応しており、電源ONはできない。iPad用には専用アプリも用意される。

本体にはオールオン、オールオフ、WPSのボタンと、サージ機能動作、インターネット接続、データ送受信状態を示すランプがある

 対応する無線LAN規格はIEEE 802.11b/gで、WPSに対応しており、ボタン1つで無線LANに接続可能。同じネットワーク内に複数のNavi-Ene Tapを登録することもできる。

 クラウドサービスは、ユビキタスによる「Navi-Ene(ナビエーネ)」が提供される。登録は必要だが、利用は無償。

 コンセントは、アースの接続に対応した3Pコンセントが4個用意される。接続できる機器の消費電力は、最大1,500Wまで。雷ガード(サージ)機能と、消費電力が1,500Wを超えた時に作動するブレーカー機能も備える。

 本体サイズは284×97×34mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約778g。






(伊達 浩二)

2012年9月27日 12:25