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デメテル「日蝕観賞用グラス」が危険として自主回収

〜消費者庁らが指摘。蛍光灯がクッキリ

 消費者庁と国民生活センターは18日、デメテル「日食観測グラス」が日食観察に適さないとし、21日に起きる金環日食の観察に使用しないように呼びかけている。デメテルの出荷数は41個で、同社も自主回収を始めている。

 今回、16業者20製品の日食観測グラスをテストした結果、デメテルの製品は可視光線の透過率が0.23%と高く、蛍光灯がクッキリとみえるほどだった。日食観測の場合、可視光線の透過率は0.003%、赤外線で3%以下が目安とされている。

 日食観察グラスについては、5月11日に2012年金環日食日本委員会が危険な製品をしないよう警告し、それを受けて消費者庁らが調査を行なっていた。

危険と指摘されたデメテルの製品。天井の蛍光灯がクッキリと見える(消費者庁発表資料から)
安全な製品の例。蛍光灯がほとんど見えない(同)

 また、正しい日食観測グラスを使用する場合でも、下記のような使用上の注意を呼びかけている。

・日食観察グラスを目にあててから太陽を見る
・望遠鏡や双眼鏡などと組み合わせて使うことは絶対にしない
・長時間太陽を見続けることは避け、ときどき目を休める
・目に違和感があったり疲れを感じたりした場合は、すぐに観察を中止する






(伊達 浩二)

2012年5月19日 05:18