東北電力、東京電力から100万kWを融通送電
~秋田火力発電所2号機の故障で供給力が低下
東北電力は18日、東京電力から100万kWの融通送電を受けると発表した。
東京電力が北海道電力から受電している30万kWを譲渡し、さらに70万kWを送電する。受電する期間は、30万kW分が19日22時まで、70万kW分が18日22時まで。
18日の東北電力のでんき予報は、予想最大電力1,180万kWに対し、ピーク時供給力は1,240m万kWとなっており、予備率は4.8%となる。
東京電力では、今回の送電によっても7.3%の予備力は確保できており、管内の電力供給には問題ないとしている。
東北電力は、東日本大震災による太平洋岸にある発電所の被災、豪雨による水力発電所の被災、秋田火力発電所2号機の故障などが重なり、電力の供給力が下がっている。
(伊達 浩二)
2011年8月18日 10:08
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