パチンコ関連5団体が輪番制休業などの節電策を実施

 全日本遊技事業協同組合連合会などパチンコ関連5団体は25日、25%以上の電力削減を目指す節電策を公開した。対象は東京電力管内の営業店で、対象期間は7月1日から9月30日。

 最大の節電策は、輪番制による休業で、平日に月3回以上の休業を行ない15%の削減を目指す。

 次に、照明と空調について13%以上の削減となるよう、以下の項目を組み合わせて実施する。

・外壁照明の終日消灯
・ネオン、看板、電光掲示板等照明の消灯
・ホール内の間接照明を点けない
・自動販売機の照明を24時間消灯
・ホール内の照明を50%間引き
・エアコンの設定温度を2度上げる

 また、照明器具のLED化を進めるとしている。

 パチンコ店の消費電力については、東京都の石原知事が、4月10日の再選直後の会見で飲料自動販売機とともに強く指弾し、その後の会見でも繰り返し節電の必要性を訴えており、業界の反応が注目されていた。すでに飲料自動販売機の業界も、25%の電力削減策を発表している。






(伊達 浩二)

2011年4月27日 17:05